22/24
22:年の瀬大晦日
年の瀬 やり残したこと
が多すぎて 全てで
思案している内に
一年が終わるって
一生が終わるって
まじか まさか
この程度か おい
年の瀬大晦日 終わりかけの何か
気力 も枯れた心臓
風前の灯火 閉じかけの瞳
なのになぜか 生きてる
生きている
ここは地獄か おい
まじか まさか
このまま
終われる訳がない
やめられない とまらない
あの時の怒りが 理由が
書き消しても 打ち消しても
血管巡り 体中駆け巡って
煩悩も 欲求も
打ち消す除夜 この年の瀬に
祈り 祈り
僕のこの廃棄物みたいな
この精神をもう全て焼いてくれ
あの向こうへ 新年へ
とか思案している内に
今年は終わる 年が暮れる
落ち着かない
年の瀬大晦日 終わりかけの何か
年の瀬大晦日 終わりかけの何か
人生は長いか ねえこのまま
終わるのか あなたよ
禅問答の果て
に答えなどなく
真っ白で潔白な
私という
連続した一つの
人間という型に割り当てられた存在が
そう 哀れな存在が
はっきりと姿を現して
消えて その狭間に
この今年という一幕が
忌々しいこの一年が
崩れ剥片になる瞬間を
荒れ果てた心象に佇んで
私は
ただ 眺めているのです




