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11:漂うのは海の中

 漂うのは海の中


 その波間が時間で


 僕らは泡だ


 弾けて消える


 無数の現象


 思考に溺れ 脳に焼き付いた


 無惨な思い出 抽象


 概念体 数合わせ


 指を折って数えた


 欲求も欲望も捨てて


 得た精神は潔白


 ではなく腐っていた


 蝿集る体


 を携え歩く最果て


 僕らは放浪する


 不確定な命の直線を


 歪んで先も見えぬ獣道を


 いずれ 来る


 ゆるやな生命線の終着へと


 間際海岸沿い 風が強い


 やがて吹き飛ばされる


 準備してきた 浅はかな示唆


 全て失って 空っぽの頭は見ている


 覗く 深淵の中


 もう視界には映らない透明


 僕は今 空白に立って


 思考の果てから世界を見ている



 あの空の向こう側


 あの空の向こう側


 を写してるから海は青いんだってね


 漂うのは海の中


 その波間こそ今で


 僕らは泡だ


 弾けて消える


 無数の現象


 弾ける残像

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