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異世界血ート剣客 拙者・葵光剣は異世界に貢献するでござる!  作者: 鬼京雅
二幕・異世界転生せし新選組動乱編
33/33

百鬼夜行を乗り切ったスザク王国

 新選組による百鬼夜行が終結したでござる。

 魔力秘宝であるクリスタルも守られ、スザク王国は平和になった。

 霊体となる新選組隊士達は、完全に消え去ったわけではない為にまた活動する事があるかもしれない。しかし、もう不完全ながら転生させた人物の縛りは存在せぬので、土方殿達もスザク王国を支配するような事はしないでござろう。

 ミツバはこのスザク王国内部にワープゲートなどを作られないように、魔法騎士団の魔力が強い人間を集めて昼夜問わず結界を貼り続け、スザク王国内部や城下街にワープゲートを作れないようにしたでござる。

 半月が経ち、スザク王国の復興もあらかた済み、拙者とミツバは王宮に呼び出された。近衛兵に案内され、王の門前に立つ拙者は言う。


「アオイにミツバ。入るでござるよ」


「入ろー、入ろー」


 王宮内に入ると、カツラ国王からの熱い出迎えがあったでござる。


「アオイーーー! スザク王国のクリスタルを守ってくれてありがとー!」


「この国に貢献するのは拙者の責務。たいした事ではござらんよ……」


 言いつつ、かーなーり密着して来るカツラ国王を引き剥がす。

 ミツバも一緒になって剥がしてくれるでござる。

 全く、この国王は……。

 奥にいるカツラ国王の息子であるタカスギは笑いつつ、


「ケケッ、魔力秘宝のクリスタルの隠し場所がもう変わってて驚きだぜ親父」


「当然じゃ! あれをむやみに使わせるわけにはいかん! それよりも遊ぼうよアオイ!」


「国王、遊び過ぎはよくないでござる」


 拙者は瞬時に手刀をカツラ国王の首筋に叩き込み気絶させた。

 タカスギに後を任せ、早々に拙者とミツバはスザク王宮を後にする。

 道場の横を通ると魔法騎士団もちゃんと鍛錬してるでござるな。


「どうでござるか鍛錬は?」


「は! 順調であります!」


 と、小便を漏らしていた。

 どうやら、兵達は拙者の事を影で鬼と呼んでいるらしい。

 ほーほー。

 そんな事をミツバに言われつつ、拙者達は城下街を歩く。


「平和になってよかったね! これでスザク王国へのアオイの貢献度も上がったね!」


「スザク王国だけではない。異世界バクーフ大陸は、拙者が貢献し、守るでござるよ」


 澄み渡る青空を見上げ、拙者はミツバと共に魔法研究所に帰宅したでござる。






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