1章ララとコトの出会い
ララの冒険2を作るのでそのプロットです。
読みたい人はどうぞ。
途中で改変するかもしれませんので悪しからず。
当たり前の様に後付けとかやります。
ネタバレが嫌な人はリリースまでお待ちを。
何年後になるか分かりませんが。
〇ララ・パンプキン
人間と魔物のハーフであるリリィを母親に持ち、父親は地球から異世界転生した登坂修が父親である。母親の持つ基本系統の全系統の魔法を操る能力や、父親の時限魔法を受け継いでいる。
子供の頃にとある村でララの魔法が暴走した事がありその際にとある村で問題となった。ララは皆から魔物と軽蔑されとある村を追い出された。だが今はそんな強い力を受け入れてくれる仲間を手に入れて、強く生きている。
正義感が強く、悪い事が許せないタイプ。そのためには脅迫や実力行使などしたりと自身の行いを顧みないところもある。
ジーニスと付き合っている。
〇コト
倭国の人間であり、武士である。昔から小柄で女性の様な容姿な事から、おコトちゃんと呼ばれ虐められていたが、剣術を習い武士として大成する。姫のお付きの武士となるが、間もなく不治の病にかかってしまう。時折咳をしてしまうのはそのためである。自身が病による咳のせいで隙を見せ、姫を奪われてしまい、お付きの武士は解任されたが、自分の意思で姫を救う旅に出る。姫のためとあらば非情な事でもやり遂げる胆力の持ち主。
グランベルク王都城下にて。
ジーニス
ミーニャ
ウィルグ
ジーニス「おいララ、早くしないと始まっちまうぞ」
ララ「んー……もうちょっと待って……」
ジーニス「食い物くらい演舞が終わってからでも良いだろ?」
ララ「だめ! 余興を楽しみながらポップコーンをむさぼる。これ鉄則なんだから!」
ジーニス「はぁ……おい店主、塩味2つとキャラメル味1つ」
ララ「え?!」
店主「かしこまりました。サイズはどうしますか?」
ジーニス「Mサイズで」
店主「かしこまりました。少々お待ちを…」
ララ「ちょっとジーニス、いちごかチーズケーキ味が良かったんですけど?」
ジーニス「タイムリミットだ。早く決めないお前が悪い」
ララ「そんなのって……もう」
ジーニス「あとで両方買ってやるから、今はそれで我慢しろ」
ララ「ほんと?! さっすが私の彼氏ね」
店主「お待たせいたしました。塩味2つとキャラメル味1つ、Mサイズね」
ララ「ありがとう店主さん! じゃあ行こ! 早く行かないと遅れちゃうよ!」
ジーニス「はぁ…それはこっちのセリフだっての」
グランベルク王都城下の催し物のステージ前へ
ウィルグ「2人共遅いぞ」
ララ「ごめんごめん。ほら、ウィルグのポップコーン」
ウィルグ「ああ、ありがとう」
司会「レディースアンドジェントルメン! さあ次の催しは、グランベルクに舞い降りた猫耳踊り子の、ミーニャたんだぁー!」
ミーニャがステージに上がり、ダンスの音楽と同時にミーニャが踊り出す。
ララ「わぁ〜……素敵」
ウィルグ「美しいぞ、ミーニャ」
ジーニス「ふぁ〜」あくび
ミーニャの左上の空間に穴が出現。穴から現れた黒衣の異形にミーニャは腕を引っ張られ、そのまま穴へと連れ去られる。
ララ「ミーニャ!!」
ウィルグ「ミーニャ!!」
ジーニス「んあ?! なんだ?!」
ララ(ここからだと走ってちゃ間に合わない…!)
ララ「ラウルーネ!!」
ララは風魔法の応用飛行魔法のラウルーネで、穴に飛び込む。
ウィルグは人混みを退けて走るが間に合わない。
ジーニスは眠そうにしていたせいで何が何だか分からない。
そして穴が閉じる。
穴の向こうは森の開けた地に繋がっていた。
ミーニャ「助けて! ララ!」
ララ
ララ「待ってて、今助けるから」
黒衣の異形「なぜだ……なぜ私に触れもしていないのにゲートを通れる」
ララ「ゲート?? 何のことだか分からないけど、ミーニャを返しなさい!」
ララ「はぁ〜! ジェラ!!」
ジェラが躱される。
黒衣の異形「今のは……」
ララ「さあ観念しなさい! ボクの魔法は熱いわよ!」
森の陰から人の姿が現れる。
侍「黒衣の異形! ゴホッゴホッ、 見つけたぞ!」
ララ「え? 誰?」
黒衣の異形「死にかけの侍風情が、ここまで追ってきたか」
侍「コホッ、あの方を返せ!」
黒衣の異形「アレは器と魂魄を繋ぎ止める力を持っている。大人しく諦めるんだな」
ララ「うつわ? こんぱく?」
侍「御仁! 魔法を扱える様だが、そなたは戦える者か?!」
ララ「え! は、はい!」
侍「頼む! …コホッコホッ…、力を貸してくれ!」
ララ「わ、分かったわ!」
黒衣の異形「煩わしいアリ共め、死ぬがいい!」
ララと侍でパーティ組んで、黒衣の異形を斃す。
黒衣の異形「この力……ふっふっふっ、そうか……お前は……」
ララ「はぁはぁ……強い…… 」
侍「はぁはぁ……ゴホッ、ゴホッゴホッ」
ララ「ちょっと!? 大丈夫?」
侍「だ、だいじょうゴホッゴホッゴホッ!」
黒衣の異形「おい、金髪の女」
ララ「?」
黒衣の異形「強くなれ」
ララ「は?」
黒衣の異形「お前が強くなった時、この小娘を賭けてまた相手をしてやろう」
黒衣の異形がゲートを開いて逃げる
ミーニャ「ララ!」
ララ「待ちなさい!!」
黒衣の異形に逃げられる。
「我が名はリザイア……覚えておくがいい」
ララ「……リザイア……」
侍「はぁ、はぁ…………」
ララ「大丈夫?!」
侍「はぁ……はぁ……心配無用……すぐにでも、あの方を……あの方を助けなければ」
ララ「強がらないで! 酷い汗だよ! 少し休もう?」
侍「だめだ……コホッコホッ、休んでいる暇など私には無い……私のせいであの方は連れ去られた……私が助けなければいけないっ…!」
ララ「なら尚更! さっきのリザイアとか言うやつ? どっか行っちゃったし、あなた咳き込んでるでしょ! 今は安静にして!」
侍「今……すぐにでも……あの方の今の苦しみを思うと、断腸の思いだ……」
ララ「っ……」
ララは侍のほっぺたを思い切り引っぱたく。
侍「!?……」
ララ「これでちょっとは目が覚めた?」
フェードアウトからフェードイン
ララ「どう? 少しは楽になった?」
侍「ああ、良くなった。ありがとう、恩に着る」
ララ「ねぇ、あなたの名前は?」
侍「私は……私は倭国の武士、コトと言う者だ」
コト
ララ「コトって言うのね! ボクはララ、よろしく! コト!」
コト「ララ殿、よろしく頼む」
ララ「コトはどうして、リザイアを知っていたの? あの方を返せだとか言っていたけど、コトも誰かを攫われたの?」
コト「それは……」
ララ「ん?」
コト「すまない、今はリザイアを追っているとしか言えない……」
ララ「いいよいいよ。事情があるのは人それぞれだし」
コト「かたじけない……」
ララ「うん……実はね、私も大事な友達があのリザイアに連れ去られちゃったんだ。大切な催しの最中に、空間に穴が現れて、そこからミーニャを……友達を連れ去っていった」
コト「空間に穴……奴はゲートと呼んでいる様だ。コホッコホッ、ゲートは今いる空間と別の空間を繋げるものの様で、私も苦戦している」
ララ「ゲートか……あれを使われたら、捕まえようにも捕まえらんないよねぇ……」
コト「それなら、宛がある」
ララ「え?」
コト「実はこの地の近くに、コホッ、魔封じの杖というものがあるそうなんだ」
ララ「魔封じの杖?」
コト「うむ。もとより私はその杖目当てでこの地に来た」
ララ「魔封じの杖を使えばどうなるの?」
コト「なんでも、魔封じの杖に魔力を込めると、杖先の宝玉が光り、その光を…コホッコホッ、見た者の魔力を一定時間封ずる事が出来るらしい」
ララ「え! そんな事が出来るんだ!」
コト「……」
ララ「?」
コト「ララ殿、恥を忍んで頼みがある!」
ララ「え?何?」
コト「コホッコホッ、先の戦いでララ殿の力に敬服した! 良ければ、力を貸して欲しい」
ララ「も、もちろん!」
コト「おお、誠にかたじけない」
ララ「リザイアを追うって目的は一緒なんだし、断る訳ないでしょ」
コト「ではララ殿、まずは魔封じの杖の情報収集のために近くの村に向かおう」
ララ「え、場所は分からないんだ」
コト「ああすまない。具体的な場所まではコホッコホッ、私も知らないんだ」
ララ「そっか、分かった。近くの村って、どっちに行けば良いの?」
コト「森を抜けると、コホッコホッ、南の方に村が見える。シズエの里だ」
ララ「おっけー!」
ララ(シズエの里かぁ……聞いた事ない……もしかしたら、また別世界なのかなぁ)
コト「コホッコホッ」
ララ「咳……止まらないね」
コト「ああこれか、ただの風邪だ」
ララ「そうなのね」
コト「コホッコホッ……」
ララ「……」心配そうに見つめる




