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洞穴の猪

 私達は、蒼竜様に言われたこともあり、農作物を荒らしているという洞穴を猪の所に向かった。


──今の時間まで残っている猪ってことは、竜人でも手を焼くのかなぁ。


 私は、更科さんのつぶやきを思い出した。

 もし、本当に手を焼くような強い猪なら、私には倒せないかもしれない。

 だが、今は蒼竜様が横にいるので、助けてるれるだろう。


──この場合、私達の依頼達成となるのだろうか?


 基本的に生真面目な性格の蒼竜様である。

 蒼竜様が狩った場合は、猪を譲ってもらえず、依頼も失敗になるかもしれない。そうすると、宿代が不足して野宿となる。

 私はそうはなりたくなかったので、気合を入れ直すことにして自分の(ほほ)(たた)いた。

 更科さんが、


「さっき、地竜の時もやってたね。」


と話しかけてきた。私は、


「こうすると気合が入ると、次兄(つぎにい)が言っていましたので。」


と返すと、更科さんは、


「ふ〜ん、仲が良いのね。」


と言った。私が、


「兄弟ですから。」


と返すと、更科さんは、


「ものすごく怒っている姿しか見ていなかったから、すっかり仲が悪いんだと思ってた。

 仲、悪くしちゃってごめんね?」


と謝ってきた。私はハッとして、


「あれは、見境のない次兄が悪いので、仕方がありません。

 佳織(かおり)こそ、不快な思いをさせてすみませんでした。

 次、佳織に不快なことをしたら兄弟の縁を切りますので。」


と謝り返した。更科さんは、


「もう済んだことだし、そこまでしなくても大丈夫よ。」


と言った。蒼竜様は、


「奥方は、絞め殺してやろうとかはないのか?」


と聞いたのだが、更科さんは、


「いえ。

 そもそも、最初は他の子がそうされそうになったのを(かば)ってだったし、私が我慢すれば、他の子が助かると思っていましたから・・・。」


と話した。蒼竜様は、


「それでも、普通は思うところがあるのではないか?」


と深堀りしようとした。すると更科さんは少し困った顔をして、


「実はその中に、その時、好きだった人も混ざっていまして。

 男の人に幻滅(げんめつ)はしましたよ。」


と返した。私は、更科さんに気を遣ってこういう話を避けていたのだが、面と向かって聞ける蒼竜様が、なんだか(ずる)いように感じた。それでつい、もう一言何かを言おうとした蒼竜様よりも先に、


「そういった話はこのくらいで良いではありませんか。

 それよりも、今は猪です。」


と話の邪魔をした。すると蒼竜様は、


「そうであったな。

 しかし、山上。

 さっきまで気配を薄くできておったのに、今はやけに大きくないか?」


と指摘した。私は、一瞬、誰のせいだと言いそうになったが、言葉にする前に八つ当たりだと気がついたので、


「すみません。

 佳織の気分が悪くならないかと心配してしまいまして。」


と人のせいにして返してしまった。すると更科さんは、


「大丈夫よ。」


と言ってきた。私は、なんと返すかちょっと困ったが、更科さんが、


「ヤキモチなんて焼かなくても。」


と付け加えたので、バツが悪くて思わず、


「そんなのじゃありません。」


と返してしまったが、私が思っていることなんて、おそらく周りにはバレているだろう。

 なにせ今、私は間違いなく鏡を見れば耳まで赤くなっているのだから。


 私は気を取り直して、気配が薄くなるように気をつけて洞穴を目指した。

 ここからは、洞穴も近くなるということもあって静かに進むことになったが、普通の会話の最後がアレではなんとなくやりづらさを感じる。


 と、そうこうするうちに、問題の猪が住むと思われる洞穴(ほらあな)が見つかった。

 (しばら)く、外から洞穴の様子を見たが、特に猪が現れる気配はない。

 私達は、ゆっくりと洞穴に近づく。

 蒼竜様が手を横に出し、小声で、


「待て!」


と言って私達を制した。

 私も更科さんも一度立ち止まる。


 すると、洞穴の奥から、大きな猪が一体、のっそのっそと出てきた。

 猪は気が立っているようだ。

 私は、


「これは止めておきましょう。」


と提案した。しかし、更科さんは、


「どうして?」


と聞いてきた。私は、


「おそらく、子供がいるのだと思います。

 猫がこんな感じですから。」


と言って、他を探す方向にしようとした。しかし蒼竜様は、


「何を言っておる。

 害獣であれば駆除せねばなるまい。」


とやる気のようだった。私は、


「それでも、子供が可愛そうではありませんか。

 おそらく、畑を荒らしたのも子供のためではないでしょうか。」


と言ったのだが、蒼竜様は、


「そのようなことを言っておったら、代々その猪は畑を荒らすようになるであろう。

 それゆえ、畑の作物の味を覚えた猪は根絶やしにするしか無いのだ。」


と言った。私は、


「どうして、そのように血も涙もないことを言うのですか。」


(さと)すように言ってみたのだが、蒼竜様は、


「ふむ。

 昔、竜の里でも問題になったことがあってな。

 竜の里近辺で作る農作物が、大打撃を受けたことがあるのだ。

 しかし、当時、殺してしまうのは心が痛むという一派がおってな。

 対策が進まなかったのだ。」


と言った。更科さんが、


「では、どのように対処したのですか?」


と聞いた所、蒼竜様は、


「うむ。

 一晩中、畑に結界をはってな。

 害獣が近づけないようにしたのだ。」


と答えた。すると更科さんは、


「なら、死なずに済んだのですね。」


と言った。だが私は、


「そうでしょうか。

 猪の食べる食料が不足して、山が荒れたのではありませんか?」


と蒼竜様に質問をした。すると蒼竜様は、


「なるほど、流石は農家の出なだけはあるな。」


と前置きをしてから、


「山上の言うとおり、山が荒れたのだ。

 猪は、木の根まで食べるゆえ、木が枯れてな。

 禿山(はげやま)に近い(ひど)い状況になったのだ。

 それでも数年もすると猪の個体が減り、元の山に戻ったのだが、その代りに増えたのが狂熊だな。

 猪を食べて数が増えたのだ。

 その後、猪の数が減ったことで狂熊の数も減って、十年以上かかってようやく今の状態に落ち着いたのだ。」


と話した。更科さんは、


「えっと、つまり、猪は餓死(うえじに)したってこと?」


と確認した。すると蒼竜様は、


「そういう個体もあったであろうな。

 つまり、可愛そうとかいって見逃すと、最終的に自体が悪化するという事だな。」


と結論を話した。私は、


「それはそうでしょうが、それでも、親がいなくなればウリ坊たちも餓死して死んでしまいます。

 直接ではないにせよ、子供を殺すのは忍びありません。」


と言った。すると更科さんが、


「今の季節だと、ウリ坊というには大きすぎると思うわ。

 それに、大きくなる前のほうが、お肉も柔らかくて美味しいから、親子ともども全部捕まえてしまえば、餓死する子供もいないし万事解決よ。」


と肉のことに関してだからか、容赦のない発言をした。

 私は、蒼竜様の話も踏まえて、しぶしぶ猪を狩ることにした。

 この間、猪は私達を警戒するものの、洞穴の前からは動いていなかった。


 私は、猪にすばやく近づいて、拳骨で猪を気絶させた。

 洞穴の中に入ると、案の定、ウリ坊というには少し大きく育った猪がいた。

 この猪たちも全部、拳骨で気絶させた。

 そして穴から引きずり出すと、木の棒にくくりつけ、竜の里まで運んだ。


 私達は冒険者組合まで行くと、冒険者組合の裏にある獣などを受け渡すところまで行くように言われた。

 私達は裏手にまわり、猪を引き渡した。

 引き渡す時、私は受け取り係の人に、


「気絶しているだけですので、その縄は外さないように気をつけて下さい。」


と注意したのだが、


「何故、絞めていないのですか?」


と怒られてしまった。なので私は、


「活きがいいという条件がありましたので。

 気絶していれば、この上なく、活きが良いと思いませんか?」


と返した。本当は、親子ともども自分の手で絞めるのは気が引けたからだが。

 受け取りの係の人は依頼書を確認し、


「・・・なるほど、まぁ、分かりました。」


と返した。その後、これが例の洞穴の猪だと話すと、


「実は、あの洞穴にはウリ坊がおりまして、冒険者の方が引き受けてくれなかったのですよ。

 なるほど、まぁ、親子ともども皆殺しにするのは気が引けますよね。」


と同意した。どうも、問題の猪に子供がいたことは周知の事実だったようだ。私は、


「最初から知っていれば、私だって見逃していました。」


と言うと、蒼竜様は、


「まだ、そんな甘いことを言っておるのか。

 数世代後、また結界を張ることになれば、それこそまた山が荒れて大変なのだからな。」


と怒られてしまった。冒険者組合の人も、


「蒼竜様のおっしゃるとおりです。」


と蒼竜様の意見を肯定したが、


「でも、やはり他の冒険者の方々も、頭では分かっていても自分が手を出すのは気が引けるようでして、今まで残っていた次第でして。

 本当に助かりました。」


と言って、困った顔をしていた。

 私は、この件で竜の里の冒険者に目をつけられないか心配になってしまった。

 猪を引き渡し、表の受付で依頼終了の確認を行い、金銭を受け取った。

 金貨という重い硬貨で受け取ったのだが、更科さんも、


「金貨はあまり市場に出回らないのよね。」


と言っていたので、商家の娘でもあまり見慣れていない貴重なもののようだった。

 私達は()()の報奨金を受け取ると、蒼竜様、更科さん、私の三人で三等分してから、宿の方に戻った。


 すると、宿には既に田中先輩と横山さんが戻ってきていた。

 横山さんが、


「遅かったわね。

 これから『えのき』か見て上げるから出しなさい。」


と言われた。私は、


「いえ、それが、今日のえのきの依頼は『薬印』がついていまして、私達は受けられませんでした。

 なので、代りに猪狩りをしてきたのですよ。」


と話した。すると田中先輩は、


「なんだ。

 じゃぁ、今は山上たちのほうが金持ちということだな。」


と言った後、


「でも、まぁ、今夜の宿代は先に俺達が払っておいたからな。」


と言った。そしてニヤリと笑って、


「俺達も、新人の頃は先輩からいろいろと(おご)ってもらったものだ。

 今夜も宿代を出してやるからな。

 その代り、お前たちに後輩が出来たら奢ってやれよ。」


と言った。私が、


「そのようなお気遣いをしなくても大丈夫ですよ。

 手元にありますから。」


と返すと、田中先輩は、


「まぁ、そう言うな。

 会社の風習のようなものだからな。」


と答えた。私は、


「そういうことなのですか?

 なら、折角なのでお受けいたします。

 出していただいて、ありがとうございました。」


と感謝の意を示したのだが、横山さんが、


「宿代はともかくとしても、飲みに行くときなんかにはよくある話よね。

 ただ、中にはすぐに辞めちゃって奢り損の子もいるけど。

 でも、そういうのは気にしちゃ駄目よ。」


と付け加えた。蒼竜様も、


「社会全体で回せばいいということだな。」


と付け加えたのだが、田中先輩は、


「社会全体というのは、少し言い過ぎかもしれないがな。」


と、蒼竜様がさも一般的なことであるかのよう言った点はきっぱり否定した。 

 私はふと、次兄から、社会に出たら先輩は後輩に奢ってやるものだと聞いたのを思い出した。

 ただ、この話には前提条件があって、一般的に下の世代の方が金をもっていないから、こういう慣習(かんしゅう)が出来たのだとも言っていた。

 私も、黒竜の件でたまたま大金が入ったが、会社に入ってすぐは懐にほとんどお金がなかった。

 なので、今回の田中先輩の宿代というのはやり過ぎとしても、来年か再来年かは分からないが、後輩が出来たら飲みに誘って(おご)るというのも悪くないなと思ったのだった。

 ウリ坊は猪の子供です。


〜〜〜大杉町の王立魔法研究所の分室にある横山研究室にて


安塚さん :横山研究室にようこそ。

      (わたくし)、こちらで黒竜研究を始めた安塚と申します。

      横山は暫く()()を頂いておりますので、代りに私が応対いたします。

      宜しくお願いします。

韮崎さん :はじめまして、安塚さん。

      私は王都でほぼ雑用係になっている韮崎です。

      こちらこそ宜しくお願いします。

安塚さん :(この自己紹介、ウケ狙いかしら・・・。(^^;))

韮崎さん :そして、こちらはハプスニル王国で宮廷魔法師団の研究班をまとめていたニコラさんです。

ニコラさん:はじめまして。

      俺はニコラ・ド・レルムと言う。

      無詠唱魔法文化の調査で和竜国まで来た。

      そこで魔法を色で見ることが出来る少年がいると聞いたのだが、そいつはいるか?

安塚さん :えっと、山上くんのことですか?

韮崎さん :(山上って、この辺りには多いのかしら。)

ニコラさん:名前までは聞いておらぬが、韮崎、どうなのだ?

韮崎さん :すみません。

      名前までは聞いておりませんでした。

レモンさん:おいおい、人に会いに行くのに、なんで聞いていないんだ?

      少しは考えろよな。

韮崎さん :申し訳ありません。

      滅多に無いスキルですし、こちらで聞くつもりでしたので。

安塚さん :それもそうね。

ニコラさん:それで、その山上という少年は魔法を色で見ることが出来るのか?

安塚さん :はい。

      本人からもそのように聞いております。

ニコラさん:ふむ。

      で、その少年はどこにいるんだ?

安塚さん :えっと、今はちょっと遠くに行っていまして。

      予定は決まっていないそうなので、いつ戻るかは判りません。

      ただ、長く滞在する理由もないでしょうから、あと数日もすれば戻ってくるとは思います。

ニコラさん:なるほど。

      それで、どこに行っているんだ?

安塚さん :今は赤竜帝に会いに行っているところです。

久堅さん :なっ!

      今、赤竜帝って言ったか?

安塚さん :こちらは?

韮崎さん :すみません、自己紹介の途中でしたね。

      こちらは、今回護衛をお願いした久堅 和雄(かずお)さんです。

久堅さん :おう。

韮崎さん :あと、こちらはニコラ様の従者で食いしん坊のレモンさんです。

レモンさん:いや、いや、いや、いや、いや。

      食いしん坊は無いだろ?

久堅さん :お前、途中で腹壊すほど甚平餅食ってたろう。

レモンさん:いや、あれは美味かったんだから仕方ないだろ?

安塚さん :あぁ、甚平餅、美味しいですよね。

久堅さん :こいつの肩を持たなくてもいいぞ。

      いいおっさんのくせに、食いしん坊で間違いないからな。

ニコラさん:それはそうと、赤竜帝と言うのは?

久堅さん :あぁ、それはな。

      この国で一番偉いやつだ。

      一介(いっかい)の人間が会える相手ではないぞ。

ニコラさん:つまり、その山上少年というのは、身分がかなり高いということか?

安塚さん :いえ、彼自身は農家の出ですし、身分は普通です。

久堅さん :なら、どうして?

安塚さん :詳しいことは私にも判りませんが、赤竜帝に呼ばれたのだそうです。

      隣の竜域がきな臭いと聞きましたので、その件かもしれません。

久堅さん :そうなのか?

韮崎さん :そんな政治の話、研究者の私が知るわけがないでしょ。

久堅さん :じゃぁ、なんでそんな話を聞いてるんだ?

安塚さん :(やば!言っちゃいけない話だったかも。)

      いえ、ちょっと知り合いの竜人から聞いたものですから。

      ただ、みなさんを見込んでお話しました。

      この話はかなり秘匿性(ひとくせい)の高いものですから、他言無用で願います。

久堅さん :おぅ。

      (とは言え、初対面で信頼って、韮崎が同じ王立魔法研究所のやつだからか?)

ニコラさん:ふむ。

      普通は軍事上の機密事項に当たるから、他国の者には話してはならない内容だな。

安塚さん :(やっぱりそうなのね。)

      はい・・・。

      (えっと、何か言わないと)近々という話もありますので。

レモンさん:我々にも手伝えということか。

ニコラさん:いや、逆だな。

      下手に外国の者が介入すると、利権がどうのと言い出しかねん。

      手出し無用ということで良いな。

安塚さん :(あっ!なんか良い方になってきたかも。)

      人として手出しするのは構いませんが、国として動くまねはしないでほしいということです。

      ただ、私も(ただ)の研究者ですので、口出しできる力も無い話しですが。

      (って、これでなんとか体裁が整ったかな。)

ニコラさん:人としてか。

安塚さん :はい。

      人としてです。

ニコラさん:なるほど。

      人としてなら、仕方ないな。

      (ここで言質(げんち)を取っておけば、何か合った時に手助けせねばならぬ。

       だが、人、すなわち個人の範疇(はんちゅう)と示すことで外国の介入もさせぬ。

       只の研究者とか申しておるが、なかなか。)

      まぁ、いいだろう。

安塚さん :ありがとうございます。

韮崎さん :(研究者よね?)

      えっと、それじゃぁ、私達は暫くこちらでご厄介になったほうが良いかしら。

安塚さん :横山がいませんが、ここにいれば戻ってくれば分かります。

      それで良いかと思いますが、宿とかは大丈夫ですか?

韮崎さん :えっと、今日は葛町まで行くつもりでしたので特に。

安塚さん :そうでしたか。

      では、私は分室の寮に泊まれそうか聞いてみます。

      皆さんは、大杉の冒険者組合で挨拶でもなさってきて下さい。

韮崎さん :(あそこ、桜咲先輩の事件で私の顔も売れてるから、あんまり行きたくないのよね。)

      えっと、私も安塚さんと同行しますので、久堅さん、案内をお願いできますか?

久堅さん :(王立研究所組で何か打ち合わせか?)

      あぁ、分かった。


──こうして、ハプスニルの皆さんは大杉に逗留(とうりゅう)することになりました。



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