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俺の家には-四季-がある  作者: 小狼p
榊原家に全員集合!!編
3/3

蓮による複雑世界理論

やっぱり挿絵は欲しいですね…(; ̄O ̄)

誰かイラストレーターして欲しいものです。

私には全く絵心無いので(苦笑)


今回はこの物語の世界構成…。飽きずにみていただければ幸いです。

4月5日 快晴


今日はどうも不幸らしい…。

なにより朝から妙な夢をみるし、寝ぼけた脳をリセットさせるため洗面所に行ったところで何故か転倒、そして頭を強打。ついに、脳が昇天してしまった事で、やっと体が覚醒したので、その勢いで朝飯を作ってたら、今度は人類の天敵ウルトラG(ゴキブリ)が後ろはってたし、退治してる間に朝飯がなんと真っ黒クロ助☆に変化していた。

新学期早々俺はどうもついてないらしい。

これも全てはあの夢が元凶だろうと思う。

とにかく、今日見た悪夢は忘れよう。人によってはとても興奮するかもしれないが、俺は

そういった類は完全スルーなのである。

理由は興味が無いから。ただそれだけなのである。

…まあ、ネガティブ思考は終わりにしよう。

もう出ないと、学校に遅れそうだ。

俺は靴を慌てて履き、玄関の扉を開けた…。



俺、榊原蓮は今日からここから2キロ先にある阿澄(あすみ)高等学校の在校生となる。

ちなみに俺は徒歩通学だ。運動にもなるし、健康体を保てる。自転車など全く必要無いものだ。 ……一応、持ってはいるけど。

まず、家から住宅地をでて、未だに衰えを見せない恵比寿商店街と森林公園をぬけると、川が流れていて、その近くに土手がある。この土手には1キロの長さに沢山の種類の木々、いわゆる並木道がアーチをつくっている。それをくぐり終わると、学校が見えてくる。

俺はその並木道を一人で歩いていた。

ここには子供の頃、祖父と一緒によく歩いたことを今も鮮明に覚えている。正直、この町で一番大好きな場所だろう。今まで、全力疾走だったが、この場所に来るとどうも見惚れてしまって、足が止まってしまう。

そう、-桜-の壮大で華やかな色と雪の様に降ってくる花びらに歓迎されて、-紅葉-の真っ赤な太陽の様に色気付いた祝福の舞についウットリとしてしまう…。

ん?どうした、そんな呆然とした顔をして…、何かおかしな事でもいったか?何々……?


ああ、そうかそうか。ごめんごめん、もう俺は慣れてしまって、いうのを忘れていたよ。

この世界では、少し前から四季など消滅した。いや、季節の境がなくなってしまって、グチャグチャになってるんだ。だから、春でも夏でも、冬でも紅葉がさくし、逆に桜も同様ってことだ。もちろん、旬というのも一切なくなってしまっている。確か、昨年の12月くらいからだったかな。原因は温暖化説や地球滅亡前兆説というまだ現実味のあるものから呪い説や季節どおしで誰か強いか勝負している説みたいなくだらないものもある。四季が崩れた時、最初は皆驚いて、恐れていたけどすぐ慣れた。僕はこうゆうのも中々イイと思う。なぜだかはまた時間がある時に話そう。そう誰かに語りながら、俺は学校の門をくぐった。



さすがに初日は疲れた。曲がりなりにも、この近辺の都道府県トップ1の学校を次席で合格し、陸上や水泳などで世界レベルの戦績を叩き出してニュースや新聞にも載るくらいの知名度をもってしまったため、先生や生徒、その保護者などたくさんの視線をくらい続け、心身ともにへたってしまったからである。

そうこう、考えているうちに玄関の前まで

帰っていた。もちろん、鍵がしまってるので

鞄から取り出そうとした時、温かい風が俺を

おした。うろたえながらも「今年初の-春一番-か?四季があれば大分遅い事になるな。」

俺がそう思った時、ふと後ろに人影がうっすらと現れた。全く気がつかなかった。足音も気配も…。そしてなんか体が危険信号をはっしている。背中から冷や汗が滴り落ちているのを感じながら、俺はゆっくりと後ろを振り向いた。そこで目にしたのは…。

「お前は…!」


また長い文を最後までよんでくださり、ありがとうございます。(≧∇≦)


前書きでも愚痴ってしまいましたが、本当にイラストレーター探してます。やっぱり今回はラブコメで、個性溢れる物語なので、挿絵があったほうが皆様にもイメージしやすいと思っている故にとても悲しいです。

ちなみに「阿澄高等学校」の名は一番好きな声優の阿澄佳奈さんからとってます!

共感してくれますか?ただいま受験生で、中々投稿できませんが、応援お願いします。


次回はついに問題児のヒロインの一人が

登場!?


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