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レッドアームファミリー/俺たち無法者、なぜか正義の味方やってます  作者: 明
第二章 タイトルマッチ

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Call off Ⅳ

ピナータはそのまま扉に近づきドアの札をひっくり返す。

Closeの文字が外側に向き、バーベラの方に振り向く。

「自分も暇なんか」

そう問いにバーベラは少し嬉しそうに答える。

「まぁね、遊んでもいいけど、あたしの車で良い?移動しながらの方が安全でしょ、今日はさっきの手に入れるために色々とやってきたからさ」

「まぁそやなぁ」

レジの中のお札を筒に入れて、エアシューターに放り込む。

「10分くらいで口座に入る感じやなぁ」

時計を見ながらピナータはつぶやく、

「それって早いの」

「遅いで、今日は街の奴らも調子乗っとるからな。みんなこぞって稼いでこぞって消費しとる。こういう日は時間かかるんよ」

店の明かりを消し、マーケットも数えるほどしか明かりをつけている店がない頃に歩く、

「みんなが店閉めたり、寝始める頃の街を歩くのって特別感あるよね」

「、、、どやろな」

ピナータは丸眼鏡のレンズに息を吐きかけ服で拭いている。

車の後ろを開けバーベラは乗り込む。

中からピナータに手を差し伸べる。

「別に子供やないんやから乗れるわ」

そう言いながら中に入る。

ピナータが席に着くと車は発進する。

バーベラ冷蔵庫から飲み物を取ってくる。

「キャンディーポップリキッド、何味がいい?」

「そやなぁ、ストロベリーが欲しいわ」

「あー最近この星に輸入された味ね」

「あんたは何飲むねん」

「アタシはね、マッドリーチ」

「あんまいヤツやな」

「そそ」

2人の会話を聞いていると人を殺して金を稼いでいるとは思えないほどわきあいあいとしている。


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