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レッドアームファミリー/俺たち無法者、なぜか正義の味方やってます  作者:
第一章 知ってる景色と知らない心
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奪還作戦5

操縦室に戻ると、マーガレットが運転の仕方をオリヴィアに教えていた。

「あっジン、ゲルロアの船の降下を確認しましたよ。後は着地点に向かうだけです」

「マーガレット、目を離さないで欲しいですわ」

オリヴィアは相変わらず緊張しながら操縦桿を握っている。

ジンはオリヴィアの手を包みゆっくりと教える。

「こうすると上がる。こうすると下がる。今は敵の船も無いんだ落ち着けよ」

「わ、分かりましたわ」

遅れてナタリアがタブレットをいじりながら入ってくる。

「シールドのリチャージには三時間かかるっス。後、ゲルロアの着陸位置が分かったんでそこまで手動で調整お願いするっス」

マッドも戻ってきた。

「テュールは、寝た、着いたら、起こす」

「それもあいつの状態次第だな。オリヴィア、もう少しリラックスして操縦しろ、肩張りすぎだぞ」

「召喚の負荷ももちろんのこと、いくらシールドがあったとはいえ頭に攻撃が直撃してますからね」

マッドはしばらく考え込む。

(彼の頭の傷は徐々に塞がっていた。テュールの身体もオレと同じ不死身に近いのか?根本的な要因は違うようだが)

「オレ、しばらく、側にいる」

「頼みますマッド」

マッドは着いてすぐにテュールの部屋に戻っていく。

「あいつって本当にカタコトじゃないと話せないのか」

「多言語は難しいっスから、共通語を第一に話す我々からすると想像できないっス」

「私は話せますよ」

マーガレットがドヤ顔で宣言する。

「完璧にか?」

ジンのその言葉に少し小さい声で、

「まあ、その、、、現地の人にはちょっと発音がバカっぽいと言われました」

ジンはニヤニヤ笑いながらナタリアの方に向き直る。

「ナタリア、到着まであとどれくらいになる」

「うーん操縦次第っスね。本当にオリヴィアに着陸までやらせる気っスか。それなら三十分くらいかかると思うっスけど」

オリヴィアは集中しているのか返答ができない。

「なら十五分で着陸だオリヴィア、俺様が側で見といてやる」

「ジン、焦らさないであげてください。私もそばにいますから安心してくださいね」

ナタリアはその様子を確認したあと、船内の点検してくると言い残し操縦室から去った。

二十五分後に、バルトリカは揺れに揺れながら着陸する。オリヴィアは冷や汗をかきすぎたのか髪が額にくっついている。

操縦桿にマッドとテュールとナタリアが三人で戻ってきた。

「すごい、揺れた」

「ここから五百メートル南西にゲルロアの船があるっス、こっちの擬態は完了してるっス」

「ごめん、僕ちょっとしんどいから残ることにする」

テュールの発言にマーガレットが近寄り心配する。

しかし、過保護すぎるとジンに注意され引き剥がされる。

「まあ、とっととボディ奪ってトンズラこくか」

テュール以外の五人は惑星マカロに足を踏み入れる。

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