白い空間で3
――――白い空間に来て、10000年が経った頃
この五千年、自分をトレースして毎日鍛錬を繰り返して、【神・零淵流刀剣術】の技能を習得することが出来た。
魔法の鍛錬を続けたことで、どうやら膨大にあった体内の魔力の量が倍以上に増加した。しかも魔法を使い続けることで、【獄炎魔法】、【雷魔法】という火、風の基本属性の魔法から、派生した魔法を習得した。また、魔力操作が進化して【魔導】へと至り、今では周囲の魔力を使って魔法を行使したり、周囲の魔力を凝縮したりして、敵を圧死させたり出来るようになった。
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技能――【獄炎魔法】
冥府の炎を繰り出す零固有の魔法。冥府の炎――地獄の炎はあらゆるものを燃やし尽くす。
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技能――【雷魔法】
雷を繰り出す火と風の派生魔法。火力によって雷の色が変わる。
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そして、魔力と身体は密接に関係しているらしく、自分の体内の魔力が増えると身体能力も向上することがわかった。
魔法を極めていくうちに、刀に魔力を纏わせることができることがわかり、【魔法闘気】という技能を得た。剣の技もいくつか創り出した。
今現在のステータスはこうだ。
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名前:神代 零
種族:人間?
技能:【神・零淵流刀剣術】 【魔導】 【火魔法】 【風魔法】 【闇魔法】 【獄炎魔法】 【雷魔法】 【空間魔法】 【重力魔法】 【心眼】 【魔法闘気】
称号:魔王に召喚されたもの 武神 超越者 魔神
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「俺って人じゃなくなったのかよ。」
自分が人間ではなくなっていることがわかって憂鬱になった。
そんなこんなで、またいつもの鍛錬を始めようとしたら急に意識が途絶えた。
そして、気が付くと俺は石造りの建物の中にいた。
顔を上げると、周りが人ではない者たちに囲まれていて、玉座のような場所に威圧――覇気を放つ、鍛え抜かれた肉体をもつ人外の男が座っていた。




