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空想科学  作者: 我流技褄
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ダイヤモンドと神

いきなりドキツイ物が連発されるが後悔はしない。

・ダイヤモンドを作る主人公って・・・

・おま神?

これは空想科学的何かを作者が勝手に適当にでっち上げた物をこれまた適当に纏めたものであり、それ以下ではあってもそれ以上である事は絶対にないだろう物である・・・(なげえ)


【魔法】

 ファンタジーの定番ともいえる魔法について、実在時の科学的考察は多くの人が行っているだろう。(例:ファイアーボールの威力と消費魔力から一定魔力消費辺りのエネルギー変換について等)

殆どのファンタジーにおいて各魔法の消費魔力と顕現するエネルギーは比例しないが(そもそもそんなものを考えているくらいなら小説やゲームの製作を頑張るべきだろうし実際それが正しいだろう。)、現実的に魔法が存在するなら比例するはずだ。

 しかし今回は、多くの地球からの転生小説であるだろう「現代科学知識でダイヤモンド作っちゃった(テヘ)!」について少し考えてみたい。

 まずダイヤモンドは炭素の同素体である事は有名な話だ。炭素の組み合わせ方の違いだけで黒鉛がダイヤモンドになるのだ(その組み合わせの違いが大きな違いである為、「だけ」というのも変な話だが)。


 では、その作り方であるが、「黒鉛を高温高圧しかも全方向一定の圧力をかける事で精製する」となるが、魔法があるのにそれだけでいいのだろうか?

 この世には標準生成エンタルピーという物がある。これは、ある物質からある物質を作る時に必要なエネルギーの大きさを求めるのに使う事が出来る値だ。では、黒鉛、つまりグラファイトとダイヤモンドの間ではどれだけのエンタルピーが必要なのか(この辺は物理化学等の専門が混ざり始めている。興味ない、若しくは頭が痛くなる人は読み飛ばす事を推奨する・・・というより作者が既に頭を痛くしている。)?


グラファイトは炭素の基準となる物質の為、標準生成エンタルピーは0 kJ/mol に設定されている。

次いでダイヤモンドは、+1.895 kJ/mol とされている。お分かりだろうか?炭素1 mol をダイヤモンドにするのに必要な最小限のエネルギーは1.895kJなのである。カロリーにして452.7 cal 程度なのである。明らかに高温高圧の必要性が無い値なのである。

 現実において何故高温高圧、つまり多大なエネルギーを必要とするかというと、この小さなエネルギー差の間に大きなエネルギーの山があるからだ。化学反応でもそうなのだが、物質が変化しようとする時には最初だけは大きなエネルギーが必要だったりするのだ。

 わかりやすい例を挙げると、小学校の理科実験の酸素の発生を思い浮かべて貰いたい。あれは二酸化マンガンと過酸化水素水を混ぜて酸素を発生させるが、実際に酸素を発生させているのは過酸化水素水だけである。過酸化水素水は、ただ放置していても少しずつ酸素を発生させているのである。そこに二酸化マンガンという「触媒」を加える事により、反応を加速させているのである。この加速がどのようにしておきているのか、恐らく読者の皆様もお気づき(いやここまで読んでくださっている方なら恐らく既に知っている可能性が高いだろうが)だろうが、分解するのに必要なエネルギーの山を二酸化マンガンにより低くしているのである。

 このような山が、ダイヤモンド生成においては半端なく大きく、しかも山を下げる手立てがないからこそ高温高圧が必要なのだ。


 しかしここはファンタジー。「触媒」の効果を魔法で補って何が悪い?いや悪くないだろう。悪いとしたらダイヤモンドの価値が暴落するくらいだろう(十分に悪いだろう)。いわばよくある「転移魔法」と原理は同じなのだ。本来エネルギーが通るべき道をすっ飛ばして開始と終了だけに繋げれば、いとも簡単に生成できるのだ。この部分については製作者によって色々と改変する事も可能だが、どちらにせよ、そういう過程を除いた必要なエネルギーは、ファイヤーボールとかいう物より断然と低いと断言できる。(ここまで読めた方、お疲れ様でした~。)


【神/女神】

 これは空想科学というより哲学に近い内容と思われる。

 異世界系にはよく神/女神の存在が出てくる。それらは大抵何かを「司る」存在としてあり、絶対的な存在である事はまず無い。故に負ける事も間違う事もある存在となる。彼等はその存在の能力故に人間を只の動物と見る事だろう。誰かを寵愛したとして、それは自分のペットを可愛がるのと同義と見るべきだ。何故なら、彼等にとって人間とは能力的下位の存在であり、個人として見る必要がまず無いからだ。よく「下等生物と見下すから足元を掬われるのだ」という決め台詞を聞くが、実際に下等である事に違いは無い。それは見下す云々ではなく、ただの事実だからだ(しかし「下等生物のくせに!」とかほざく奴は例外だろう。)。我々人間がただのペットである亀に殺される等と考えないのと同義だ。

 故に姿を現す、若しくは形として存在し、介入してくる神/女神とは我々と同じ生物であり、「神/女神」という種族に過ぎない。もし本当の神を出すのであれば、それは概念(若しくはそれに類するもの)であり、殺す事及び傷つける事は不可能でなければならない。又、そこに感情という物が無い事の方が多いと考えるべきだ。絶対的であるからこそ動じる事無く、やるべきことをやるだけだという可能性が高い。

 しかしながら世界を作る者が崇められ、神として祀られる事は否定されず、それを「神」と呼ぶ事もある。しかしその神を作った存在、つまり上位存在がまだ存在するなら、それは本当の意味での神ではないだろう。

 よく哲学において、「神がいるとして誰が神を作ったのか。」というような題が出てくる事がある(こういう神について語る場合のみだが)。当然各自考え方に相違はあるが、私が考えるに完全上位としての神とは「始めから存在し、終わりまで存在する。且つ始まりも終わりも無い。」と考える。詳しく説明するには時間論についても語らなくてはならないので省くが、時間そのものを被造物とすると、時間を作った存在には元々時間等無いのだから、始まりも終わりも無く、最初から最後まで存在し、全てを知り、全ての「時」において「在る」のだ。

 そろそろ混迷としてきたから切り上げよう。ただ、あくまでこれらは「個人の考えであり、絶対の真理とは証明されておらず、作者も又絶対に正しいと信じ切った内容ではない」事だけは留意しておいてほしい。

深夜テンションのまま書き殴ったらいつもの小説より文字数があったとは・・・笑えないですね。

又なんか啓示を受けて書き殴ったら投稿します。基本これについては完結という物はないと思いますので、予めご了承下さい。(塩漬けってカッコ悪いように見えるけどしゃあない、終わりのある内容でもないし・・・)

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