〜第三話〜 終
これで最後です。見てくださったみなさんありがとうございましたm(_ _)m
またこれからも少しずつ新しい小説を投稿していくつもりなのでこれからもよろしくお願いしますo(^-^)o
試行錯誤しながらの曲作りはかなりしんどい。オリジナルとは自分から出てきた言葉なり楽曲であったりするからだ。
しかもまだ経験が浅い。
またそんな恋愛感情を込めた歌なんて作ったことがない。
まいった。彪にはいろいろ話しているのでアドバイスをもらったりもしている。明日学校が休みなので彪を家に呼んだ。
理由はオリジナルを完成させるため。
何しろ学校祭が近い。
俺たちは学校祭で演奏する予定なのだ。
なんとしても完璧に作り上げて聞かせたいという想いが俺の中にあった。という訳で彪を家に呼び話し合った。
「ここはやっぱこういうカンジでさ」
彪がいう。
「いやここは大切にしたいとこだからここは?」
俺が言い返す。
いつもこんなカンジ。なかなか話がかみ合わない。いつもなら。
でも今日は違った。
どちらとも妥協したわけではない。
話がかみ合った。初めての感覚だった。いいカンジで作詞・作曲ができた。内容はこんなカンジだ。
「君を待っているよ
知っている言葉だけ紡ぎ合わせて
願いを込めて
歌い続けてる」
ありきたり。
だが一番分かりやすく素直な歌詞だった。
そして音作りもだいたい終わった。
あとはメンバーとあわせて完成になる。
学校祭が待ち遠しくも不安になったのは言うまでもない。
そして曲を完成させ十分に練習した。いよいよ学校祭が明日に迫っていた。そして学校祭当日。
緊張して寝れなかった俺をよそに彪はめちゃくちゃテンションが高かった。
「どした貢?テンション低いぞ?って目の下のクマがすごいことんなってるし」
俺は
「いや寝れなかった。どしたんだろうね。」
と素っ気なく答えた。
彪は
「そりゃ告白するんだから当然だろ〜!まぁ結果がどうなるかは俺のしったこっちゃないけどな。」
俺は
「投げやりだな。まぁどうなるかはわからないけど一生懸命やるだけさ。」
と答えた。
「うまく行くことを願ってるぜ兄弟!当たって砕けろだ!人生何事も経験だしな。」
と彪がいった。こいつなりに背中を押してくれているのがわかった。ただ
「当たって砕けたらオシマイじゃん!」
とだけ言っておいた。
そしてライブスタート。当然華蓮も呼んでおいた。素直に
「聞いてほしい歌がある」
とだけ言って。
ライブはなかなか盛り上がり最後に俺がボーカルにまわり歌うことになった。
「この曲は好きな人に聞いてもらいたくて作り上げました。じゃあ聞いて下さい。タイトルは
「shooting star」
です。」
ちらっと華蓮のいる方を見ると目があった。何か感づいた目をしていた。
「・・・君を待っているよ
知っている言葉だけ紡ぎ合わせて
願いを込めて
歌い続けてる〜」
終わった。達成感がこみ上げる。ふと華蓮を見ると目から涙が。なぜ?と俺は考えるばかりだった。大盛況だったライブを終え俺は華蓮の元へ。
「どうだった?」
と俺が聞くと華蓮が
「すごくよかったよ」
とだけ言ってくれた。少しの沈黙。いたたまれなくなり俺は
「最後の歌聞いてくれた?あれは華蓮への想いを歌詞にして作ったんだ。なかなかよかったろ?自分で言うのもなんだけど」
俺が言うと華蓮は
「うん」
とだけ答えた。いまいちはっきりしなかったので
「俺さ華蓮のこと好きなんだ。俺と付き合ってくれないか?」
と言った。言っちまった。爆弾発言。
驚いた表情をしていた華蓮が少し間を置いて小さく微笑み一言
「うん」
とだけ頷いた。




