医師検索サイトの「医師等資格確認検索」に載っていない医者は偽医者?
医師等資格確認検索 / 厚生労働省
2年に1度の医師届出、歯科医師届出において、(令和8年現在の場合)令和6年の届出票の提出があった者が検索対象。
医師、歯科医師の名簿に登録されていても令和6年の届出を行っていない医師又は歯科医師(令和7年1月以降に免許を得た者を除く。)は、氏名等が掲載されない。
ナース:
「先生!!私が通ってる近所の耳鼻科のお医者さん、怪しいから調べたけど、医師検索サイトで出てこなかったんですよ。偽医者じゃないですか?」
ドクター:
「あれって”一般向け検索画面”と”医療機関向け検索画面”があるよね。一般向けでもフルネームが必要だから漢字が間違ってたりしたら出ないよ」
ナース:
「漢字は間違ってないはずです。やっぱり偽医者ですかね」
ドクター:
「偽医者って(笑)。あれって2年毎に医療機関が提出する医師・看護師の静態調査で、医療機関が提出し忘れたりしたら載らないよ。あなたの看護師としての届け出も、ウチから出してるよ」
ナース:
「私の看護師登録してくれてたんですか、ありがとうございます。じゃあ、アレに載っていないお医者さんとか看護師さんもいるんですか?」
ドクター:
「例えば、女医さんで出産子育てで一時的に医療機関に勤務してない人とかは、自分で提出しない限りサイトに掲載されないよ。あとは、お医者さんの場合は、卒業して医師免許を取ってから大学院に入学するのが普通だから、卒業してどこかで働いていたけど、途中で4年間とか大学院に在籍するときは医療機関に所属していないよね。そんな時自分でわざわざ届けることはあまりしないから、サイトには載らないことも多いよね」
ナース:
「へ~、じゃあ、載ってないからって偽医者とは限らないんですね」
ドクター:
「そうそう。ちなみに、医療機関向けの検索サイトだと、性別、氏名、生年月日、医籍の登録番号と登録年月日の全部の情報がないと検索できないよ。とにかく、「載ってないから偽医者だ」なんて言って誰かを断罪してる人をよく見かけるけど、サイトの掲載=医籍登録ではないよ。医籍に関しては、”医療機関向けの医師等資格確認検索”で医籍番号と登録年月日まで入力したら、その氏名と医籍番号が本物かはわかるよ」
ナース:
「ところで先生の名前を検索しましたけど、ちゃんと載ってました」
ドクター:
「名前調べたんか~い」
診療医師が本当に医師免許を持っているのか?
一般人がそれを調べるすべは決して多くはありません。
その一つとして知られているのが、厚生労働省の検索サイトである”医師資格確認検索”です。
しかし、医師免許証を持っているものでも、ソレにヒットしない医師がいることを謎に感じておられる方も多いでしょう。そんな謎に対する答えの一つがこれです。このお話にある通りです。
医師等資格確認検索でヒットしないからと言っても、医師免許を持っていないとは限らないです。くれぐれも、この検索サイトのみでその診療医を「偽医者」と断罪しないよう、お願いします。




