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剣ヶ峰龍雅の欲望/Life.of.Predetermined:GreedDragon  作者: 六月不二
第3章《体育大会編~Best Friend Reunion~》
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第玖拾肆話《呪われた部屋と憑りつかれた後輩/これからお世話になります》

 「なぁ、梨奈…」

 「何ですか?」

 「引っ越さねえか? 俺の家によ。」

 「私が先輩の家に? いえ、迷惑掛かりますし、いいです。」

 「そうか…借金背負っているのだろう? そして家賃は滞納しているから最近は水道や電気が通らない。」

 「何でそれを?」

 「そして部屋が呪われていて引っ越しは出来ない。出ようとした住人は、何かに引っ張られて出れなくなり、そして退去しようとした日に殺される。」

 「だが、もう大丈夫だ。俺が解呪する。そしてお前をあの部屋から解き放ってやる。」

 「能力者の残滓…それは幽霊の事ですか?」

 「そうだ。高度の思念系能力者は、強力な霊を現世に残す。そういった輩は、後に心霊スポットの主として君臨する。時に、残滓は生物に憑りつき、そして残滓が長い間生物に憑りついていると、その生物は、別の生き物に変わる妖怪や悪魔と呼ばれる存在だ。遺伝子構造は、幽霊によって書き換えられ、身体能力が強化される代わりに、意識を完全に乗っ取られ、幽霊によって変化した生物は、銀や塩、流水そして紫外線に弱くなる体質になる。稀に意識を保っている生物もいるがな。この星のほとんどの人間が思念系能力者で、普通の人間は数百年前に絶滅しているが、ほとんどの思念系能力者の能力は強力ではなく。努力すれば相手の気持ちが理解できる程度となっている。まぁ、以心伝心というものだな。さて、どうする? あんたの意志に委ねよう。今の呪われた生活か、俺と過ごす毎日か」

 「でも、能力が…」

 「大丈夫…俺の親父は、能力を無効化し、そして母ちゃんは災厄を跳ね除ける体質で、姉ちゃんも能力を無効化する力とあんたに似た能力を持っているし、そして他にも無数の強力な力を持っている。姉ちゃんには世界最強の男といわれる親父でも勝てない。」

 「そんなに強いんですか?」

 「あぁ、百個以上の能力を持っているぜ。本気を出せば、通常形態の50%の力を出した宮弥と同等に戦えるかもしれない。」

 「宮弥先輩は、それ以上の力を…剣ヶ峰家というのは恐ろしいですね…」

 「ビビったか? 更に言うと母ちゃんに戦闘以外で、ゲームや賭け事で勝てるやつなぞこの世界に姉ちゃんか、宮弥しかいない。そんな化け物だらけの家に住むようになる。まぁ、とって食ったりはしない。もっとも俺がお前を別の意味で喰うかもしれないがな。」


 龍雅は、そう言って梨奈の顎を引き、フフフと色気の含んだ笑いをする。

 梨奈は、頬を赤らめ、龍雅の頬を叩く。


 「愛い奴め…答えは決まったかな?」

 「…先輩の家に住みたいです。」

 「よし、じゃあ解約する前に、呪いを解いてから行くとしようか…まぁ、無理でも母ちゃんが経営している家具備え付けの高級マンションのいい部屋貸してやるよ。勿論、家賃はいらねえ…」

 「本当ですか!? ありがとうございます。」

 「では早速行こう。」


 龍雅と梨奈は、学校から出て、梨奈の住むアパートに向かって行った。


 「ここです…」


 梨奈は、アパートの自分の部屋を指した。

 龍雅は、梨奈の部屋に入り、そして叫ぶ。


 「梨奈を呪う亡霊よ! 我が前に姿を現せ! 貴様なぞこの俺が滅ぼしてくれようぞ!」


 龍雅がそういうと、部屋の亡霊は、龍雅の前に姿を現し、龍雅に対して先制攻撃を加えてきた。

 龍雅は、異空間から炎と纏った剣を取り出し、攻撃を弾き返すと、幽霊は剣に触れ、苦しみ始めた。

 その剣は銀色の十字架の形をした剣で、剣の所々に聖書の一節が刻み込まれている。

 剣に嵌められたライトからは紫外線が発生しており、幽霊の体を焼いていく。

 

 「銀と塩で出来た十字架の剣…これには霊を倒す性質がある。能力者の残滓に対しては有効だ。銀と塩と十字架…それは魔除けにおいて有名な対策だ。そして聖書の一節には残留思念を潰す効果もあってな。炎も魔除けに有名だ。フッ、笑える話だ。まさか昔の宗教家が考えた策が今になって役に立つとはな。いや、昔の能力者もそうやっていたのだろう。能力者の残滓に対してはな。紫外線は、太陽光と同じ性質だから幽霊には効く。」

 

 龍雅は、そう言いながら幽霊に対して剣を振るうと、幽霊は危機感を感じて回避した。

 

 「ここから去れ。或いは死ね。」

 『お前は何者だ? 何故、他の男がそこにいる? お前は俺から梨奈を奪おうとしているのか。』

 「貴様はなんだ? 」

 『お前のような貧弱な体で何が出来るという? お前では、俺の梨奈を奪う事なぞ出来ない。』

 「貴様は、力を推し量る事が出来るのか。」

 『そうだ。お前の力は、ただの能力者にも劣る力だ。それも一般人並みだ。』

 「なるほど、差し詰め戦闘能力を図る能力と言ったところか…」

 『そう言う事だ。』

 「そうか…一つ言っておこう。」

 『なんだ?』

 「こいつは、俺の女だ。貴様は、こいつに片想いしているだけに過ぎない。」

 『そんなはずはない。こいつは、俺と一年間過ごしてきた。梨奈は、俺のいる部屋に留まってくれた! そして梨奈は、俺の存在に気付いていた! そして死んでいる筈の俺に食べ物や飲み物を与えてくれた。』

 「否! 貴様がここに留まるように梨奈を呪ったのだ! そんなの貴様の妄想に過ぎない! そして貴様に供物を捧げたのは、貴様の怒りを鎮めるためにすぎん! 貴様は何を見てきた? 貴様の妄想に付き合う梨奈の身を考えたことがあるのか!?」

 『妄想だと? そして俺が梨奈を縛り付けているだと!? 』

 「どうせ死ぬんだ。俺の名は、剣ヶ峰龍雅…お前の名を聞いておこう。」

 『俺の名は、佐口。俺は、ここに留まってくれた梨奈を愛するものだ。』

 「そうか…なら梨奈の争奪戦だ。」

 『いいだろう。だが、俺は幽霊だからな。幽霊らしく汚い手でやらせてもらう。』


 佐口は、梨奈に憑りつく。

 

 「クッ…油断しました…先輩…私を…倒して…ください。」

 「良いだろう…今、解放してやるからな。」


 龍雅は、そう言いながら銀と塩の剣を構え、そして佐口を掴むと、空中に瞬間移動し、そして龍雅は、佐口を殴り飛ばした。


 ⦅これは…なんだ? この痛みは…痛くないようで激痛が燃えるように続く…そして急激な脱力…⦆


 『何をした?』

 「毒といえばわかるか…今の俺の攻撃の受ければ、貴様の傷は塞がれるだろうが、体力は元に戻らない。ダメージを軽減させようとしてもこの攻撃は、防御能力を無視し、そして毒の如く体力を徐々に削り取り、そして体力を数値的に減らす攻撃だから防ぐことはできない。もっともこの攻撃は、手加減して放っているだけなんだけどな。」

 『クッ…』

 「おい、どうした? たった一発殴っただけだぜ? それで苦しむなんて弱いな。」

 『おのれェ!』

 

 佐口は、龍雅に攻撃するも吹き飛ばされる。


 「ジャストガード…あらゆる攻撃を反射する力だ。てめぇが乗っ取っている梨奈の力さえもタイミングが合えば、反射できる。まぁ、俺は慢心しなければ全ての攻撃をほとんど対処できるんだがな。」

 『嘗めるな!』


 佐口は、龍雅に連続攻撃を仕掛けるも、龍雅は、すり抜けるように残像を残しながら回避し続ける。

 龍雅の移動速度は速くなっていくのと同時に佐口の移動速度が遅くなっていく。

 攻撃力と防御力にも大差が出始める。

 体力にも大差が出始める。

 時間経過ごとに戦闘能力が大幅に開いていく。

 龍雅は、佐口の攻撃をあくびをしながら回避していく。


 ⦅何故当たらない? 自分の方がステータス的に速い筈なのに…何故あっちの方が速いのだ?⦆


 「お前は…そうか…基本ステータスしか見れないのだな。だからそんなに焦っているんだ。確かに俺の今のステータスは、人間の高校生レベルだ。だが、バフというもので補強している。」


 そして蹴り上げる。

 佐口に、先ほどよりも鋭い痛みが襲い掛かる。


 「どうした? その程度か?」

 『愛する女の体でも容赦はしないな。お前は…』

 「フン…散々貴様が梨奈を苦しめて来たくせによく言うな。いや、苦しめて来たという自覚がないからこそ言えるのか? まぁ、いい…安心しろ。貴様が消え去った後はちゃんと治癒するからさっさと消えろ。傷が深くなる。」

 『お前にとっては俺なんてただの障壁としか思っていないのか?』

 「あぁ、邪魔な壁だ。梨奈を本当の意味で救うのに邪魔な壁だ。お前が消えさえすれば、俺の望みは達成される。お前は俺に勝てない。何故なら、俺が不死身だからだ。誇張ではなく俺には死の概念がない。だからお前には、俺を殺す事は出来ない。」

 『それに隙も無い…まるで熟練の老兵と戦っているようだ。』


 佐口の言っている事は当たっている。

 何せ、龍雅は数億年間意識を保ったまま無限に近いほどの無数の世界を滅ぼすような力を持った敵を倒してきたのだから。

 佐口のようなただの大幽霊では、最弱の状態の龍雅にさえも勝てる筈もない。

 死の概念がない存在を殺す事なんてできはしない。

 そして死の存在がない癖に、死の存在がある存在のように振舞う。

 何故なら、守るべきものに命があるからだ。

 守るべきものを守るのならば、命ある存在として振舞わなければならないと龍雅は思っている。

 不死者の不死者になった時、命ある者は全て等しく虫けらのように思え、そして孤独になってしまうのかもしれないと龍雅は恐怖している。

 

 「そうか、貴様には俺が見た目が若い老兵に見えるか…まぁ、そんな事はどうでもいい。俺は貴様を殺すだけだ…そして今、命の終焉だ。」


 龍雅は、十字架型の炎を纏った剣を構え、佐口に向かって強襲する。

 十字架の剣は、佐口、いや梨奈の体を斬り、そして佐口の魂を切り裂く。

 十字架の剣は、ただの生物に対しては切れ味が悪く威力も低いが、幽霊に対しての切れ味や威力は、絶大だ。

 差し詰め退魔の剣だろう。

 

 『クッ…ここまでか…』

 「あぁ、貴様はここまでだ。貴様に鎮魂歌も念仏も必要はない。残滓は、所詮残滓だ。」


 龍雅は、そう言い、佐口が梨奈の体に出た所を突き刺し、梨奈と引き離すと、龍雅は梨奈を横抱きし、緑色の光を当て、梨奈の体が回復していき、完全に回復すると、龍雅は、梨奈を安全な場所へと寝かせた。


 「さて、これで心置きなくお前を殺せる。」


 龍雅は、そう言い、眼を破滅の邪眼へと変化させようとする。

 この眼が齎す死からは誰も逃れられない。

 佐口の姿が視界に写った。

 

 「待って!」


 梨奈は、龍雅に向かってそう言うと、龍雅の目は普通の目に戻った。


 「何故だ? 何故止める?」

 「…少し佐口さんと話がしたいんです。」

 「…どうぞ?」


 梨奈は、空に浮き、佐口の前に立った。


 「佐口さん。貴方は、私の事が好きなんですか?」

 『そうだ。』

 「でも、私は龍雅先輩の事が好きなんです。」

 『そいつは、お前のほかにも女を作って居る奴なんだぞ!?』

 「はい、それはわかっています。けれど、私は龍雅君無しじゃ生きられなくなっちゃったんです。」

 『なんだと…!?』

 「フッ、貴様は梨奈に好かれるような行為をしなかった。貴様はただ苦しめるだけで飴はやらなかった。鞭だけだ。鞭だけでは人は寄り付かぬ。貴様は、ロクに話もせずに、梨奈をただ苦しめるだけだった。梨奈は貴様がいる事を知っていたが、貴様が何者かは知らなかった。貴様は、顔を声も知らせずにただ縛っていた! それで何だ!? 変な勘違いをして…貴様は道化か? いや、道化だ。」

 「私が佐口さんに何故、貴方という幽霊に対して食べ物や飲み物を分け与えたのはなぜだと思いますか?」

 『俺への好意だろう? 独りぼっちなお前を孤独にしなかった! だからその事に感謝し、好意を抱き、俺に梨奈の数少ない食料を分け与えてくれた!』

 「違います。私は貴方が怒っていると勘違いしたからです。私が勝手に幽霊の許可なく住み、その怒りを鎮める為のお供え物、そしてこんな私が住み着いた事へのお詫びの気持ちで、けれど真実を知ってからはもう与えない。私は、もう貴方の事など考えずに生きる。」

 「よく言った梨奈…さぁ、佐口…大人しく観念して消えよ。でなければ、梨奈は解放されない。」

 『…ハハハハハ…何故だ? 俺が何故だ? 梨奈の事を愛しているのに…』

 「お前は、梨奈を愛しているんじゃない。依存しているのだ。愛と依存は似ているようで違うのだ。梨奈は、俺の事を愛しているし、依存している。また俺は梨奈の事を愛している。貴様は、俺が貴様の女を盗ったという認識ではいるが、それは思い違いだ。さて、もう終わりだ。梨奈、別れの挨拶は必要か?」

 「いえ、必要ありません。」

 「そうか…では、最後の言葉は必要か? 佐口…」

 『……もうひと思いにやってくれ…もうこの世から消えたくなった。』

 「そうか…」


 龍雅は、そう言って十字架の剣で佐口を切り裂き、佐口だった残滓は、消滅した。

 

 「…湿っぽい終わりだったな。…さて、さっさと退去して俺んちに行くか。」

 「はい。」


 龍雅は、梨奈の数少ない家具をポーチに入れ、そして大家さんを呼び、部屋やアパートを修復し、そして滞納していた金を代わりに支払ってから退去していった。


 「さて、親父と母ちゃんと姉ちゃんに報告しなければな。」

 

 龍雅は、三人にメッセージを送り、そしてしばらくすると通信会議が始まった。

 宮弥も同席していた。


 「龍雅、本当に梨奈って子を?」

 「あぁ、住まわせる。」

 「部屋は空いていないぞ?」

 「それなら問題ないです。私が空間を操作して家の部屋数を増やします。どうせなら、家全体の空間を増やしましょうか? 母さん。父さん。」

 

 宮弥は、剣ヶ峰宅の拡張を提案した。


 「どんな風にだ?」 

 「まずは兄さんの部屋の扉と兄さんの部屋の間に空間を作り、そこに廊下と窓のない部屋を配置、実質的に窓のない部屋を梨奈の部屋にします。」

 「実質的にとは?」

 「その部屋には窓がありますが、その窓は兄さんの部屋と共有しています。梨奈の部屋にある窓は、実際には、ただのガラス張りで、見える景色、触れる空気、故に、例えば梨奈が窓に梨奈の布団を掛けると、兄さんの部屋の窓に梨奈の布団が現れ、そして逆に兄さんが窓に兄さんの布団を掛けると、梨奈の部屋の窓に兄さんの布団が現れる。窓から出た外は、兄さんの部屋の窓の外でしかない。窓にあるものは、二人の共有物になる外から窓に何かを入れたりする時は、どちらかの部屋に入れる意思が無ければ入らない。どちらの部屋にも入れる意思が無ければ自動的に兄さんの部屋に入るようになっている。」

 「なるほどな…部屋の大きさは?」

 「俺と同じ部屋の大きさです。」

 「そうか…家具とかはどうする?」

 「俺が用意します。」

 「わかった。二人ともそれでいいか?」


 勇雅は、悠美と涼美に問いかける。


 「えぇ、問題ないわ。能力の方も理解できている。壊れたら宮弥に直してもらえばいいし…今、株価が高騰していっている。じゃあ私は株で忙しいから…じゃあまた」


 涼美は、そう言って通信を切った。


 「いいよ。それにしても宮弥って常に龍雅の味方よね。」

 「そうですね。私は、常に兄さんの味方です。この世界が龍雅を悪と決めつけても俺は兄さんの味方であり続けます。」

 「そう、じゃあ敵になったら1000の力を持ってして宮弥を倒すわ。」

 「ほう、俺に一度として勝った事がない癖によく言いますね。」

 「二人とも喧嘩は止せ…と言っても俺の力は、娘二人を止められるほどの力は持ってはいないのだが…」

 「まぁ、私は天地最強の生物だから? 仕方ないよね。」

 「まぁ、俺は宇宙最強の存在ですし? 仕方ないですね。」

 

 姉妹同時にそう言い、二人は目線で火花を散らす。

 比喩的ではなく物理的に

 

 「全く…俺は切るぞ。龍雅、ちゃんと梨奈って子を守るんだぞ?」

 「あぁ、わかっている。」

 「それにしても龍雅、お前は悪い奴だなぁ…女の人を複数人侍らせるなんて」

 「俺は、ただの人間では収まらない人間なんだよ。俺は、欲のままに生きる。能力者というのはそれが本能だろう? 俺は能力者の本能において最も生物に近い存在だ。」

 「なるほど…だからか…確かに俺が強さを追い求めるのも欲望だ。涼美が自分の力の限界を試すのも欲望だ。まぁ、ほどほどにしておけよ? 後々になって苦労すると思うぜ?」

 「肝に銘じておく。」


 勇雅は、通信を切った。


 「おい、姉ちゃん、宮弥…喧嘩するなよ。二人ともかわいい顔が台無しだぜ。」 

 「アイドルだし、当然よ。そういえば、今からライブあるんだったまたね。」

 「逃げられましたか…まぁいいでしょう。私も家の改築と極星院からの仕事がありますからね。では、龍雅さん。梨奈を家に。」

 「了解。行くぞ、梨奈、今日からお前は俺の家族だ。お兄ちゃんと呼んでもいいぜ。」

 「お兄ちゃんは恥ずかしいです。だからこれからも先輩と呼ばせていただきます。今日からお世話になります! 先輩!」

 「あぁ…よろしくな。梨奈…」


 龍雅は、梨奈の頭を撫で、梨奈と共に自分の家へと向かって行った。

 

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