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霊界との境界  作者: 紅刃
死神
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第八十五話

 神界に入った途端僕らは神界の兵士に包囲された。


「あー、やっぱりこうなるか。イザナギ様います?」


 僕がイザナギを呼ぶと兵士の後ろから出てきてくれた。


「なんじゃ?……おぉ、紫苑ではないか。仲間はどうした?何故神威と一緒にいる?」


「みんなはアヌビスに捕らえられました。神威は霊界でアヌビスと戦った時門で助けてくれたので連れてきました。」


「ほう、あの死神が復活したか……神威の件は君に一任するとしよう。くれぐれも暴れさせないように。」


「わかっています。……死神について知っているんですか?」


「あぁ、奴は五年前、神界を壊滅させ黄泉を草木の生えない場所に変えそして霊界の半分を支配したんだ。その時は4人の大賢者によって封じられたらしいが。」


「いえ、封印されたのではなく瀕死の状態まで追い込まれたので隠れて回復していたんだと思います。先程戦った際僕の祖父である大賢者 朱雀が奴の棺桶から出てきましたから。」


「なるほど、それなら一刻を争うぞ。君の仲間が奴の駒にされないために…」


「えぇ、分かってます。奴の居場所ってわかりますか?」


「奴のいる場所は…「神楽の聖地」だと思われる。」


僕とイザナギが話しているのを黙って聞いていた周りの神々も「神楽の聖地」という名前を聞いた瞬間ざわついた。


 一体どこなのだろうか……

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