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96/143

96.埃だらけのギター

いつだって口だけでやり遂げられない

そんな自分を誇れるの?

代わりに部屋の隅に眠るギターは

埃に埋もれて泣いているのに


数えてみた夢の跡

ノートに書ききれないよ

なのに一つも叶えていなくて

心にポッカリ穴が開いてるんだ


通り過ぎた幼き頃に夢見た幻は

まだ寂しそうに笑っている

自分から逃げ出したことなのに

知らない誰かのせいにして


Why?

何かをいつも求めていたけど

壁にぶつかると理由をつけては

諦めることを癖にしてた

あんなに空に描いてた夢なのに


誰もが迷いながら歩いているんだ

僕だけが逃げるなんてもうしたくない

かすかに残った誇り もう一度

奮い立たせてそれを握った


And now……

掻き鳴らすギター 埃はもう無い

代わりに僕の心 誇りで満たされた

下手くそなメロディ 乱れ飛ぶ

これが最後の夢だと言い聞かせ

ギターと共にこの声が枯れるまで


終わらない夢の途中

埃無いギター誇り持って掻き鳴らすよ

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