表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/143

39.あえかな更紗 ~ ties of close with ~

知らない人の声しか聞こえない 曇り空の街かど

雪に慣れている友でさえ ひたすら寒いと身を奮わせた


生き方を教わったあの並木道 風に揺れている 裸の木々たち

懐かしさだけが ただ蘇る 遠い冬の笑い声


そっと胸に手をあてて 夢の底へと沈んでいく


あの日交差した二つの影 記憶のかなた

形あるアルバムは色褪せてゆくけれど

単純な恋の想い出 薄れることは無いよ



不意に撫でる風 白い息を空に運んでいった

手袋を失くした指先 冷たさに 独り 現実を思い出す


もう戻れない幼い笑顔たち はしゃいだ木漏れ日の下

珍しく積もった雪に 命を吹き込んだメモリー


時よ止まれと ため息だけが降り積もっていく


たった一人で歩き続ける 雑踏にまみれ

部屋のすみで眠る埃だらけのページは

小さな励まし Ah やさしく届けてくれたよ



Fu…出会いと別れのくりかえし こぼれる涙の色

Fu…ささやかな微笑みが 生きていく強さに変わる



あの日交差した二つの影 記憶のかなた

形あるアルバムは色褪せてゆくけれど

単純な恋の想い出 薄れることは無い


忘れられない言葉に 汚れない想い出に

薄れることない声に 嘘のない励ましに

こらえきれない涙を友として ひたむきに前を向いてゆく


ありふれた都会の片隅 笑顔だけを抱きしめて

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ