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俺の名前
何処だここ。 えーっとさっきまで神になんやかんや説明受けて、転生するか?と聞かれて即okしたところまでは覚えている。
目の前は、さっきと変わって真っ暗だ。とりあえず体を動かしてみる。 お?何か柔らかいぞ。ふかふかのベットみたいだ。もう少し押してみるか。
うん?なんかだんだん光が大きくなっていて……
あれ?誰だこいつら?
俺は気がつくと若い女の人に抱き抱えられていた。周りには、数人の人が眩しいものを見ているように目を細くして笑っていた。なるほど察するに、俺、今産まれたのね。で、俺を抱き抱えている若い女の人が俺のお母さんだろぅ。
「母さんよく頑張ったな!」
俺の父親だと思われる声がした。
「えぇ。ありがとう。」
俺を抱き抱えている母さんは、こう答えて、続けていった。
「名前どうしましょうか?」
「クロトというのはどうじゃ?」
俺からは見えないが、年老いた男の声が聞こえてきた。
「クロト…。とてもいい名前ね!」
母さんはこの名前が気に入ったらしい。つか、クロトとか適当すぎるだろ。前世の名前も白山白斗って結構ダサかったし。まあ、いいか。
ここに、クロトという一人の男が誕生した。




