勇者より強い職業
「ほぅ、魔法戦士を選びますか。」
女神が俺の方をしっかり見ながらゆっくりとした口調で言った。
「魔法戦士は説明されているようにバランスの良い職業です。過去には勇者より強くなったものもいるそうですよ」
やっぱり強いなー魔法戦士。良く言えばなんでも出来る。悪く言えば器用貧乏。うんやっぱり、なんでも出来る職業が強いに違いない。これに決定。そういえば、他の奴はどんなのにしたんだ?
「おい、他の奴の職業が何になったかわかるか?」
「やっぱり気になりますか?」
「ああ」
「他の人は、剣士や魔道士といったところが人気ですね。ちなみに魔法戦士を選んだのはあなただけですよ。」
うぉーマジか。他にもいると思ったのに。
「そういえば、転生者だけに贈られるチートみたいなものないんですか?」
「? 特にありませんが…」
が?
「アーラル語理解、というスキルは贈られます」
言語理解?多分あっちの世界の言語かな?
俺の勝手なイメージと違うなー。俺のイメージだとものすごいスキルがもらえると思っていたんだけどなー。いや、普通だったら人間か魔族に生まれることさえ決定出来ないから十分か。
「それと、転生者にはランダムで固有のスキルが贈られます。」
おい、十分すぎるだろ。ランダムってのはしょうがないが固有スキルもらえるだけで超強いだろ。
「えぇと、それでは注意点がいくつかあるので良く聴いてください。」
俺はさっきよりも集中して耳を働かせた。
「この世界では通常、スキルは20個しかてにいれられません。」
「つまり20個しかスキル習得できないと。」
「その通りです。しかしいくつかそれよりも手に入れる方法があります。一つは、スキルレベルを10以上にすることです。もう一つは固有スキルを手に入れることですね。」
「方法はそれしかないのか?」
「他にもありますが有名なのはこの二つですね」
つまりスキルレベルを10以上にすれば良いのか。
これってどのくらいかかるんだ?そう考えてると
神は俺に向かってこう言ってきた。
「スキルレベルを10にするには、普通5年以上はかかると言われています。」
マジか。そんなかかるのか。
「あとは、自分のステータスを見るときは、心の中でステータスオープンと思うと見れますよ。」
さすが神、ありがとうございます。
「他に質問はありませんか?」
「スキルの習得方法とレベルの上げ方を教えてくれ。」
「分かりました。主に二つあります。一つはスキルポイントを使って習得またはレベルアップできます。」
「スキルポイントってのは?」
「レベルが上がった時にもらえるポイントです」
なるほど。
「もう一つはスキルの熟練度をあげる方法です。これは、熟練度はそのスキルを使うたびに溜まっていきます。また、剣術スキルがないのに、剣で素振りをしたりしていると剣術スキル習得することもあります。」
なるほど。まぁ結局は努力しないと無理ということか。
「あなたは、今、努力しないといけないと思ったわけですがこれは通常ステータスも一緒のこと何ですよ」
「どういうことだ?」
「つまり努力によって力や、スピードは上がるんですよ。」
「なるほど。」
「さて、全ての説明を終えたわけですが、さっそく転生しますか?」
「あぁ、頼む」
今ので全てなんだ。さて、転生したら好きなことするぞー。俺はとてもワクワクしていた。




