返り討ちにしてやるのです
逮捕目的か…
「罪状は?」
「国家転覆罪で逮捕、検挙すると思います。」
「この際、潮時と言ってあきらめるわけにもいかねぇ。続けるぞ。」
「そうなのであれば、せいぜい頑張ってください。」
・・・?違和感を感じる。
まさか・・・
「お前、警察官か!?」
「いかにも。というしょーもない冗談は置いといて。」
冗談かよ!ヒヤヒヤするじゃねーか!
「私が警察官だということをどこで疑ったので?」
お前のその言動だYO!
「ま、あなたなら楽勝でしょうけど。あの人、意外と頑固なのに死ぬのが怖いので。そのことを出せば、逮捕は免れるんじゃないですか?」
答え言っちゃったよこの人。やべーわ。
「ま、そしたらせいぜい頑張るわ。」
「それじゃ。」
一週間後。牧永氏は直々に俺の家へ赴き、俺を逮捕しに来た。
「君が宮阪くんか。あまりこういうことはしたくないが、国家転覆の疑いがある。少しついてきてもらおうか。」
「あまりこういう話はしたくないんですが…」
「何かね?」
「あなたの別荘、静岡の焼津市にあるそうですね。」
「それが?」
「そこ、南海トラフ地震で6〜9Mくらいの津波がわずか2,3分で来ると予想されてるそうですが、勘が鋭いあなたならもうわかりますよね?」
「!!」
「そうです。あなたの家の家財はカップラーメンができる間に流され、家にいるあなたは間違いなく死にます。」
「でもその時は東京にいるかもしれんぞ?」
「そこの津波予想高は約2メートル。おまけに地震である程度もろくなっているかすでに倒壊しているかで避難できる場所はほぼ無いに等しいです。」
「い、嫌だ・・・死にたくない・・・」
「でしょう?なら、」
「なら?」
「私たちに協力していただけると助かります。」
「も、もちろんだ!協力しよう!南海トラフを共に食い止めるぞ!」
「ありがとうございます。では。」
「頑張ってなー!」
ガチャ。
・・・ちょろすぎな。内閣府長官。
あと、武藤さん、攻略法ありがとうございました。




