お前もしかして…?
更新が遅くなって
ほんっとーに申し訳ない!
まだ読んでくださってる貴方に感謝!!
霧が立ち込める森の奥、俺は慎重に足を進めていた。
時折見かける、アフロディオンの姿。
だが今回は違った。
空気が張りつめている。殺気と緊張が、肌を刺すようだった。
立ち塞がるのは、例によってアフロディオン。
しかし、構えが今までの奴らとは違った。
剣を持ち、隙を見せない立ち姿。
(……妙だな。あの立ち方、剣の持ち方、足運び……)
(どこかで見たような……)
考える間もなく、男は踏み込みながら一気に斬りかかってきた。
俺は霊体の身体を活かして、その斬撃をすり抜ける。
(やっぱり……この剣筋、ベリルみたいだ!)
だが、姿はアフロディオン。 ベリル本人と確信はできない。
それでも、こっちもやられっぱなしではいられない!
俺は距離をとりながら、ダークボールを展開。
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【スキル発動:《ダークボール(Lv7)》×3】
【MP:93 → 84】
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飛び交う黒い弾が、アフロディオンの体を直撃する。 呻き声と共に後退する相手。
ベリル本人なら、魔法には耐性が低いはず。
敵は踏み込み直してきた。
そして剣に赤い炎のようなエネルギーが宿る。
ベリルのスキル、《ヒートスラッシュ》だ!
避けきれず、俺の左腕にかすった。
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【HP:42 → 36】
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「ちっ……くそ、威力あるな……」
霊体とはいえ、属性を付与した攻撃は苦手だ。
だが、こっちも手を緩めるわけにはいかない。
俺は再びダークボールを放ちつつ、祟りを準備する。
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【MP:84 → 79】
――――――――――
睨み合う2人。
ダークボールの爆発に合わせて、俺は《祟り》を発動しようと前に出る。
その時だった。
目の前のアフロディオンが、急に剣を落とし、両手を上げた。
俺も咄嗟に動きを止める。
「アンタ……」
「お前……」
互いの声が重なった。
「トオルさんか?」
「ベリルか?」
確信に変わった。
沈黙が流れ、そして同時に──
ふたりは深いため息をついた。
「やりづらい相手だと思ったんだよな……」
互いに苦笑いを浮かべる。
だが、疑問は残る。
なぜ、互いがアフロディオンの姿に見えるのか。
そして、この森の試練とは一体何なのか。
森の奥からは、まだ誰かの気配が続いている。
不安な空気は、いまだ晴れない。
──つづく──
遅くなった理由としては、ゲーム実況に興味があって、そっちばっかしてました笑




