死霊の王
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禍々しい魔力の奔流と共に棺が開き、中からローブを纏った骸骨の姿がゆっくりと浮かび上がった。
その目は紫色に輝き、知性と威厳を宿した声が空間を震わせる。
「……死者の侵入か。愚かなる魂どもよ」
「リッチ……」
リーゼロッテが低く呟く。
俺もゴクリと唾を飲み込み、すかさずステータスを確認する。
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【ステータス確認】
名前:しつこいトオル(ゴースト)
レベル:9
HP:24/24 MP:63/63
スキル:
《祟り》《ダークボール(Lv7)》《鬼火》《影移動》《透明化》《観察》他
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(今の俺で、どこまで食らいつけるか……)
その時、リッチがゆっくりと両腕を上げた。空間に黒い瘴気が渦巻き、足元に魔法陣が浮かび上がる。
「出でよ、我が眷属──《レイス・サーヴァント》」
ボロ布のような黒い霧の身体、にじむような顔、広がる霧の腕。
滑るように現れた二体の霊体が、俺たちを挟むように配置される。
「くっ……3対2か。数でも押してきやがった」
「私がリッチを引き受ける。トオル、レイスを頼む!」
「お、おう!」
リーゼロッテは軽やかに跳躍し、リッチと剣戟を交える。
魔力のこもった骨の指先と、鉄拳が激しくぶつかり合う。
その隙に俺はレイス二体の相手へと向かう。
そんな俺を牽制するように二体は腕を広げ、衝撃波を放ってきた。
やはり、攻撃方法は衝撃波か…あいにく、ジェンキンス戦で予習済みだぜ!間合いを見切って避けるトオル。
「まずは距離を詰めさせて──」
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【スキル発動:《ダークボール》】
【MP:63 → 60】
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影の弾を足元に撃ち、左右から接近してくるレイスを誘導する。
思惑通り、二体は俺の位置を挟むように距離を詰めてきた。
次の瞬間、二体のレイスが同時に腕を広げる。
(来るっ……衝撃波か!)
「リーゼロッテ! こっちを向いてくれ!」
「っ!? 今──」
リーゼロッテがこちらを一瞬だけ振り返った。
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【スキル発動:《影移動》】
【MP:60 → 52】
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彼女の足元の影に瞬間移動。
その瞬間、レイス二体の衝撃波が炸裂。
「ギャァァァア……!」
互いに直撃し、苦悶の叫びを上げるレイスたち。
「今だ──っ」
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【スキル発動:《祟り》】
【MP:52 → 49】
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呪いのオーラがレイスたちの霊体を蝕む。
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【スキル発動:《ダークボール》】
【MP:49 → 46】
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一体の顔面へ直撃! そのまま──
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【スキル発動:《ダークボール》】
【MP:46 → 43】
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二体目の顔面にも命中! 呻き声と共に二体は霧散し、虚空に消えていった。
その瞬間──
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【レベルアップ】
名前:しつこいトオル(ゴースト)→ レベル10
【HP:24 → 26】
【MP:63 → 70】
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俺の体を中心に、空間の霊的エネルギーが渦を巻くように集まり始めた。
(……これは──)
進化の兆し。
白い霧が体を包み、スキルリストが一瞬バグったように揺らぐ。
戦闘の最中だというのに、俺の肉体──いや、霊体が変わろうとしていた。
「や、やべえ!俺…進化する!」
「今ぁぁ!?」
その様子を見て、リッチが口元を吊り上げたように見えた。
「ほう……進化するのか。我が輩がそれをみすみす見逃すとでも…?」
つづく
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