八話 銀髪美少女①
ブックマーク6件ありがとうございます!!
明日の投稿時間は、早朝です
「本当にありがとうございます、グレン様!」
「え、えっと、あのー......」
確かに、俺はイリシアさんの封印を解いてあげた......
だけど、彼女に『様』を付けられるほど面識が一度もない。
ご主人様なら言われたことはあるけれど......
『そ、それ以上、体で男をだます獣を見ちゃいけないのにゃ!』
「うおっ......」
アーシャは、突然叫びだし、俺の視界を手で塞ごうとした......
まあ、避けたけど......
ていうか、男をだます獣って......
確かに、顔と胸は自然とチラ見しまうが......
「こ、これは......グレン様に対し、ご無礼を」
「大丈夫だよ。だって、仕方ないことだろ......」
「でも、グレン様に失礼なことをしたのは間違いありません」
そして、イリシアは謝罪しながら、何かを唱えた。
初めて美少女の裸が見られたし、俺は別に大丈夫なんだけどな......
「創作!」
唱え終わると、イリシアの周りを白い霧が多い始めた。
「これで、問題ないでしょ!」
「す、すごいな......」
霧がなくなると、一瞬にして服を着たイリシアが現れた。
まあ、超ミニスカートだけど......
「これも何かのユニークスキルか......?」
「いえ、これは一週間に一回だけ使うことができるこの種族に代々伝わるスキルです」
へえ、変わったスキルだ。聞いたこともない。
イリシアを見るからに、多分エルフ族のスキルなのだろう。
「ていうか、今使ったら、もったいなくないか?」
「いえ、グレン様のためなら何でもしますので」
「じ、じゃあ、これを使って封印を解けたんじゃ......」
「それが、使えませんでした。多分、元・お仲間の僧侶が魔法を使ったのだと思います」
そういうことだったのか......
確かに、あの僧侶はチート級なユニークスキルも持ってたしな。
『ねえ、グレン?獣と話してないで早く先に進むにゃ!』
「え、ああ、わかった......」
本当は、まだイリシアにもっと聞きたいことがあったんだけど......
このままだと、アーシャが拗ねるし仕方ないか。
早く、ダンジョンを攻略しないといけなきゃだし......
「ごめんイリシアさん、もう行かないといけないから。あそこに出口があるから、登っていくと地上に出られるよ」
「あ、あの、ちょっと、待ってください」
俺たちは、イリシアの前を通り過ぎようとした......
しかし、なぜか彼女に服を掴まれた。
「私も、それに加わってもいいですか......」
イリシアは、頭を下げながら言った。
『だ、駄目にきま___ん、ムグ、っちょ、何するのにゃ!?』
「イリシアが良ければもちろんいいよ!」
『ちょっと、グレン?勝手に決めにゃいでよ』
「いいじゃん、この依頼を終わらせるまでだから......」
『はあ......じゃあ、少しだけにゃよ......」
よし、何とか言い逃れできた。
容姿が気に入らなかっただけで、なんでそんなにわがままを言うんだろうか......
「ほ、本当にいいんですか!?」
「ああ、もちろんだ!」
でも、本当久しぶりだな......
ここまで攻略が楽しいと思えたのは、いつからだろう......
少なくとも、現世にいた時ぐらいからずっとなかったな......
『だったら、早く次の層へ行ったほうが良いんじゃないのかにゃ?』
「ああ、そうだな」
ていうか、さっきからずっとアーシャは不機嫌だな......
本当に、イリシアの容姿が苦手なのか......?
二人とも、結構美人で、胸も大きいほうだと思うんだけどな......
『グレン?また変なこと考えたでしょ』
「い、いや、なにも......」
本当に、なんでこんなにアーシャは察しだけは良いんだ?
まさか、心読まれてたりしてないよな......
「よし、じゃあ今度はヘビが来ても倒せるよな、アーシャ」
『うっ......それは、無理にゃ、絶対」
♢♦♢
【五層ダンジョン:最深部、五層目】
S級ライトドラゴン:一体
B級ダークスネイク:十体
『な、なんでまたヘビがいるのにゃ!?しかも十体』
「ドンマイ、アーシャ」
アーシャ、お前は本当についてないみたいだな......
まあ、これは罰として受け止めてくれ、アーシャ。
「で、イリシアさん?どうしたんですか?」
イリシアは、さっきから全然動いていない。
ていうか、喋ってもいない。
もしかして、怖がっているのだろうか......
「_______あの、グレン様、なんでここにライトドラゴンがいるのでしょうか......」
「それは、ですね......」
だって普通は、こんな初心者向けダンジョンにBクラスの魔物がでるだけで普通はおかしいぞ......
いや、ましてやドラゴンがいるのおかしすぎるだろ!
しかも、【S級ライトドラゴン】って......
もし、俺がFランクだったら絶対にかなわない相手だぞ......
それだけではない、倒せるとしても最低Lv1000ぐらい必要なはずだ。
帰ったら、あの受付嬢に聞かなきゃだな。
「でも安心してくれ、イリシアさん。あのドラゴンは俺一人で片づけるよ」
「一人で、ドラゴンと戦うつもりですか?」
「ああ、そのつもりだ」
「さすが、グレン様です」
「は、はあ......」
さっきから、様って何なんだ?
それに、確か『さすが』とイリシアは言った。
まさか、前にも俺のスキルを見たことがあるのか......
いやだめだ、まったく思い出せない。
「それでは、こちらは雑魚を片付けることにします」
「あ、ありがとう」
そして、俺とは逆の方向にいるダークスネイクの方へ走り去っていった。
「ん......?」
この走り方......
この世界に生まれてからの幼いころに一度見たことがある。
「____ありがとう、グレン......」
確かあの時も、こう言って俺とは逆の方向に走り去ってしまった......
でもだめだ。やっぱり、全然思い出すことができない.....
グレンは、まさかの転生者だった!?
これからも、
ブクマ、下↓の☆☆☆☆☆、応援よろしくお願いします!
遅くなってすいません。
急用でして......




