銀杏拾い
強風だった次の日
「昨日の風すごかったなー」
「そうだねー」
「昨日はまーーじーーでーーなーんにもできなかったからなー」
昨日は風が強かったのでやれることがなかったのだ
「でも今日は晴れたんだしなんかやろうよー」
「実はもう決めてあるんだ」
「なにするの」
「銀杏収穫」
「銀杏?」
「銀杏」
「…………」
「どうした」
「銀杏かー」
「何でやだなーみたいな空気出してんだよ」
「食べた事ないけど美味しくないって聞いたことがある」
「そんな事ないよ」
「ほんとー?」
「うん」
「わかったー」
「じゃあ収穫、と言いたいところだけどまずは準備をします」
そういってルイは厚手の手袋やなんやらいろいろ持ってきた
「まずこの手袋つけて」
「まてまて」
「どうした」
「なんでこんなものつけなきゃいけないんだよ」
「銀杏を素手で触ると炎症&かぶれるから」
「銀杏危険すぎでしょ」
「だな、それとこの上着着て」
「これは?」
「服に匂いがつかないようにするための上着です」
「厳重装備だねー」
「まあね、あとはマスク」
「匂いがきついからかな?」
「正解」
「これで終わり?」
「うん」
「じゃあ行くの?」
「行くかー」
そうして二人はイチョウの木がたくさんあるところに来た
「よし収穫するかー」
「え、銀杏ってイチョウの木からなるの」
「うん」
「へー……」
「おーい、フリーズしてるぞー」
「……はっ!」
「あ、戻った」
「で、収穫方法は?」
「落ちてるのを拾って」
「へーい」
「昨日は強風だったからたくさん落ちてると思うよ」
「ふーん………あ、あったよ」
「お、どんどん拾ってくれ、拾ったものはこの袋に入れてくれ」
「はーい」
そうして二人は銀杏を拾って行った
昨日風が強かったおかげかたくさん落ちていた
〜なんだかんだで1時間10分後〜
「ふー、疲れたー」
「お疲れ」
「どれくらい収穫できたかなー」
袋の中を見ると袋の7割ぐらい入っていた
「おー、たくさん取れたなー」
「そうだなー」
「さ、家帰ろうよ」
「だな」
そうして二人は家に帰った
「さて、じゃあ銀杏を料理…と言いたいけどこのままの銀杏じゃ食べれないんだ」
「え、そうなの」
「うん、今の状態は殻に入ってる状態なの、この殻はすごーく固いの」
「へー」
「なーのーでー、まずバケツとか持ってきて水入れる」
「うん」
「でそこに今日取った銀杏全部入れてって」
「わかった、ザザーーーーーーーーっと」
「で一週間放置」
「一週間も放置するの」
「うん、水に入れておくと腐って殻が柔らかくなるの」
「へー」
「でも、その際すごーい匂いを出すから室内はやだな」
「じゃあどこに置くの」
「うーん……仕方ない、バケツに蓋つけてベランダに置いとくか」
「オッケー」
で、ルイはバケツをベランダに置いた」
「というわけで放置」
「はーい」
そうして銀杏はベランダで放置された
なお、蓋をしても少し臭かったのは言うまでもない話である




