流しそうめん
暑いの嫌い
「あづい」
「そうだな」
ギラギラと太陽が輝いている
今日は異様な猛暑日だった
「冷たいものが食べたいよー」
「冷たいものねー」
「もしくは夏っぽい食べ物」
「んー、それだと冷やし中華かそうめんかになるけど」
「そうだねー、あ、そうめんだったらさ、流しそうめんやってみたい!」
「流しそうめんかー、いいね、やるか!」
「おー」
唐突に流しそうめんをすることになった
でも流しそうめんをするには流す用のレーンとそうめんがいる
もちろん全て1から作りますが
「よし、まずはそうめんを作ろう」
「おー」
「まず水に塩を溶かす」
「はい」
「そうしたら中力粉とさっきの塩水を大きめのボウルに入れて混ぜる」
「まっぜまっぜー♪」
「ボソボソになってきたら一旦やめて」
「………できたよ」
「そうしたらその塊を小さく固めて」
「ぎゅっぎゅっと………できた」
「そうしたら袋に入れて踏んで」
「ふむの!?」
「うん」
「うっ、わかった……………できたよ」
「で、15分放置」
「はいー」
〜15分後〜
「よし、そしたら円形にして」
「へい」
「で、幅が3cmぐらいの帯状になるように切って」
「チョキチョキ…………………………できた」
「そうしたら油塗って」
「ぬりぬり………………………………できたよー」
「そうしたら30分ぐらい放置」
「また放置か、わかった」
「そのうちに流しそうめん用のレーンを作ります」
「何で?」
「竹」
「竹!?」
「流しそうめんのレーンって竹って言う相場が決まってたはずだけど?」
「そうだけど!本当に竹で作る人初めて見たよ」
「まぁいいじゃん」
「まぁいいか」
「よし竹持ってくるよ」
そう言ってルイは竹を取りに行った
そして帰ってきた
………………………レイと一緒に
「なんでレイと一緒に帰ってきてるのさ」
「いやー、帰る時に見つかって」
「ヲイ」
「何しようとしてるのー?私もやるー」
「って言ってついてきた」
「まぁいいや、手伝う人は多ければいいしね」
「よし3人でやるぞー」
「ねー、だから何やるのー」
何も知らないレイを置いて洋匡とルイは作業を始めた
「じゃあまず全部の竹を半分に割って」
「はーい」
「私も?」
「うん」
「はーい」
洋匡とレイは竹を真っ二つになるようにナタで割っていった
「よっこいしょ、竹って意外と硬いなー」
「がんばれー」
〜10分後〜
「はぁはぁ、やっと全部終わったぞ」
「つかれたー、ねぇルイー、次は何をすればいいの」
「うんとねー、竹の節に蓋みたいなやつがあるでしょ」
「あーこれね」
「それを削って」
「また時間かかりそうだねー………わかったー」
「頑張れー」
〜40分後〜
「終わった、手が痛い」
「そうだねー、てかルイはー?」
知らない間にルイがいなくなっていた
探してみると、さっきそうめんを作っていたところにいた
「あー、ルイー、終わったよ」
「おー、おつかれー」
「で、何してんのさ」
「ん?そうめんの熟成が終わったから次の工程に進んでた」
「ふーん、そうめんって何って思ったけど、で、次は何すればいいの?」
「特には、後はコースを作るだけだよ」
「よーし、後ちょっとで流しそうめんができるぞー」
「え?流しそうめんて何?」
「やるぞー」
「おー!」
「だから流しそうめんってなにー!」
レイを置いて(デジャヴ)洋匡とルイはレーン作りを進めていった
後ちょっとと知った洋匡は作業のペースを早めていった
そして
「かんせーい」
「おー!で、流しそうめんってなに?」
「あぁ、流しそうめっていうのはね…」
洋匡はレイに流しそうめんについて説明した
それを聞いて
「なにそれー!おもしろそーう」
「言うと思った」
「早くやりたーい」
「ルイにいちゃんが帰ってきたらね」
しばらくするとルイがそうめんとその他の食材を持ってやってきた
「よし、やってみるかー」
「準備はできてるよ」
「じゃあ俺が上から流すわ」
「おねがーい」
ルイがレーンの最初に立って素麺やらトマトやらを流し始めた
「うわっ!取れなかったー」
「えへへ、私は取れたよー」
「くそー」
「てかトマト取りづらいー」
「二人ともがんばれー」
そんなやりとりをしながらレイと洋匡は流しそうめんをやっていた
そんな微笑ましい様子をルイが孫を見るような感じで見ていた
なお、しばらくやっているとレイを探しに来たヒイロも流しそうめんに加わるのでした
流しそうめんってなにげに難易度高いと思った




