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異世界で無双したいが内容が農業ゲーなんだが  作者: チャンポンサニーレタス
19/70

手伝いin the田んぼ

しばらく投稿してませんでした、すみません。

理由、リアルで忙しかったから

「今日はある人の手伝いをしにいくことになった」

「急にどうした」


本格的に暑くなってきた頃、ルイが急に言い出した


「何手伝いに行くの?」

「えっとな、今って米作りシーズンなんだけど、その米を作っているルーガさんっていう人のところで手伝いをするの」

「何するの」

「草取り」

「完璧雑用だね」

「そんなこと言うな、ルーガさんにはこの前の種まきも手伝ってもらってんだ、いくぞ」

「はいはい」


二人は村にあるルーガの田んぼに向かった


「こんにちはー」

「おー、きたかルイ、今日はすまんな」

「いいですよ、この前も手伝ってもらってますし」

「そうか…で、そのひよっこは誰じゃ」


ルーガが洋匡を指差していった


「あぁ、その子は俺の従兄弟ですよ」

「なんじゃ、おまえさんに従兄弟がいたのか」

「はい、ヒロマサ、あいさつして」

「うん、ルーガさん、こんにちは」

「こんにちは、今日は手伝ってもらってすまんな」

「いえいえ」

「じゃあ始めるとするかの

「わかりました、何すればいいんですか」

「田んぼ周りの草取りを頼めるかの、特にタイヌビエは米の天敵だからの」

「わかりましたけど、タイヌビエってどんなのですか?」

「んー、稲みたいな見た目でちょっと緑かかっておる感じじゃ」

「わかりました、よしがんばるぞー」


そうして田んぼ周りの草取り大会が始まった


「よっこいせ、あー草むしりきつい」

「頑張れ、まだ始まったばっかだぞ」

「わかってるけどさ」


洋匡はぐちぐち言いながら草むしりを頑張った

暑いし、田んぼ広いし、根っこの力強いし


「あー、文明の利器を使いたい」

「あいにくこっちは除草剤とかいう便利なものないからな」

「作ってよ」

「俺は便利屋じゃないんだぞ」


そんな小言を言いながら草むしりをしていった

洋匡はきついきつい言いながらもちゃっかりと草むしりをしていた


〜1時間45分後〜


「あー、やっと終わったー」

「おつかれー」


約2時間の草むしりを終え洋匡はその場に座り込んだ

そこに


「お、終わったかの」

「あ、ルーガさん、終わりましたよー」

「おー、綺麗になっとるのー、これで米作りもはかどるというものじゃ、二人ともありがとうな」

「いえいえ」

「今度米ができたらおまえさん家に送るわい」

「ありがとうございます」

「よし、じゃあまたな」

「はい」


そういってルーガと二人は別れた


「いやー、つかれたつかれた」

「お疲れさん、どうだった」

「えーっと、タエヌビエだっけ?あれ抜くの大変だった」

「あれなー、除草剤があればいいんだけどなー」

「だねー」

「じゃあ作ってみるかー」

「おーがんばってー」


夜、洋匡が寝た後


「よーし、除草剤を作るかー」


一人で除草剤を作り始めた


「まずは材料にある食器用洗剤を作るかー。まずはお湯を沸かして、沸かしている間に石鹸を細かく砕いておいてー………お湯が沸いたら鍋をおろして石鹸をいれますー、そして重曹を入れたらー…………よーし食器用洗剤完成ー」


ちゃちゃっとルイは食器用洗剤を作った

なんせ食器用洗剤を作っていたわけではないので


「よし、次は除草剤作りだ。まずは水にお酢を入れてー、次に食器用洗剤をいれればー…………よしできたー。明日ヒロマサに自慢しよー」


まさかの食器用洗剤のほうが作るのめんどくさかった件

でも、これで除草剤ができた

そのことに満足したルイはご満悦の表情で布団に入っていたのだった

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