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後悔
背中にノックが響くんだ
トントントン。
君がいるのか知りたくて
ふと振り返るも何もない。
耳にノックが響くんだ
とくんとくんとくとくん。
君がいないの知っていて
耳をふさぐもまだ響く。
胸をたたかれ心打たれ。
君はいつしか消えていく。
こんなに切ない気分なら
こんなに不安な気分なら
君を見送りしとけばよかったな。
喧嘩して、無視して、離れて。
君が悲しそうな顔をして、
扉がぱたんと閉じられる。
言い過ぎたかな
なんて考えても違うらしい。
黙ってるしかできない気持ちは
君のせいにしていくの。
部屋にひとり、ため息ぽつり。
謝りたくて待ってたの。
君の帰りを待ってたの。
そして君は
帰らなかった。




