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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
6章 幻想郷探査
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人里を訪ねて

「っと…ここが人里か」


本で確認した通りの見た目だなぁ。

何人かがいきなり出てきた僕を見てギョッとしていたけど、服を見て納得した表情を浮かべていた。


「黄、これを渡しておくわ」


紫様が手だけを出して、リボンを渡してきた。


「これ、紫様が髪に付けてるやつですよね?」

「ええ。帰宅用に一方通行のスキマが開けるようになるから、持っておきなさい」

「使い方は?」

「それを持って、上から下にスッとなぞるようにするだけ。簡単でしょ?」

「了解です。じゃ、ちょっとブラブラしてきます」

「ふふ、がんばってね」


さて、まずはどこに向かうべきか。

…そういえば、幻想郷縁起を書いた人も人里にいるんだっけ。


「すいません、ちょっといいですか?」

「…おぉ、君は…賢者様の新しい従者さんか」


甘味屋さんで腰掛け、団子を食べていたおじさんに声をかける。その手には新聞が握られていて…僕の写真が載っていた。


「あ、もう記事作ったんだ…」

「今朝届いてな。で、何か用か?」

「稗田阿求さんがどこに住んでいるか、教えてほしいんです」

「ああ、それなら…」


…ふむ、近くに住んでるみたいだ。


「ありがとうございます」

「いいってことよ。じゃあな」


さて、では挨拶に行こうか。

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