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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
5章 歓迎宴会
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振り回される

「さてと、じゃあ一緒に待ちましょうか」

「…んー、私はちょっと手伝ってくるぜ」

「あら、珍しい。なんでかしらね」


くすくすと笑う紫様。…たぶんあなたのせいかと思うんですけど。魔理沙も苦笑いだったし。

さて、紫様以上に油断ならないのが…


「ふふ、紫?こんな男の子をそばに置いておくなんて…どうしたのかしら?」


この幽々子さんだ。なんというか…紫さんと僕をおちょくる気満々だった。


「どうしたもこうしたも無いわよ。能力が結構強力っぽいし…記憶喪失みたいだし」

「ふーん…?いつもなら永遠亭あたりに放り投げといて、回復させてすぐに帰す…のは能力が発現してるから無理なのよね。でも、別の所に預けたりするのに」

「そ、それは…」


…うーん、助け舟を出すべきか?

というか、紫様…顔赤いんだけど、こっちも反応に困る…


「き、気まぐれよ。それだけ」

「…ふふ、そうなんだ。へー…」


幽々子さんのにやにやが止まらない。


「と、とにかく!黄は渡さないんだから!」

「うわわっ!?」


いきなり抱きしめられた…って、うぐ、胸が…


「…あらあら、私の前でイチャイチャしちゃうのねぇ?」

「イチャイチャとかじゃないから!」

「…うぅ」

「というか、窒息しかけてるわよ〜?」

「えっ、あ、ごめん!」

「ぐえっ」


突き飛ばされるように、離された。


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