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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
5章 歓迎宴会
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彼女から見れば格好のネタの宝庫

神社に到着すると、境内にゴザが敷かれている。結構な量だ。


「さて、黄はそのあたりに座って待っていてくれ。私は準備を手伝ってくるから」

「わかりました」


藍様は中へと入っていった。

…さて、まだ誰も来ていないので暇なんだけど。


「…おやおや、見かけない顔ですね。もしや貴方が噂の外来人でしょうか?」

「え、はい、そうですけど」

「私、文々。新聞の記者の射命丸文です。早速インタビューを…」

「…ええ、いいですよ。まぁ…あまり答えられるような事はありませんけど」

「いえいえ、大丈夫です。では早速…」


手帳を広げる文さん。

どっかりと向かい側に座った。


「まず名前をお聞きしましょうか」

「八雲黄です。…まぁ、仮の名前なんですけど」

「…八雲?では、紫さんの関係者ということですか?」

「んーと…」


紫さんに拾われた事。記憶喪失になった事。

力の事。名前を貰った事。全て話した。


「…ふむふむ、なるほど…なかなか苦労しているんですねぇ」

「まぁ…楽しいのでいいんですけどね」

「おや、もう楽しむ余裕ができているとは…それに、なかなか強いようで」

「そんな事はないですよ。…まだ能力もちゃんと目覚めていないみたいだから…」

「むしろ、能力が目覚めていない状態でそれだけの力って…」


文さんは苦笑いを浮かべているけど…まだ弾幕での勝負はまともなものはしたことが無い。そのあたりは、明らかな経験の差が出るだろうなぁ。


「まぁ、黄さんならすぐできますって」

「そうですかね?」

「はい、自信を持ってください!」


…なんというか、妙に期待されているような。まぁ、いいか。


「ん、文何してんだ?」

「おや、魔理沙さんじゃないですか」


空中から降下してきたのは、白黒の衣装の女の子だった。

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