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KEY  作者: Kanon-K
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捕食対象

(獅織・司・一馬)


「武具もってるな。」

「あぁ。」

「もちろん。」


彼らは、お互いの武具を確認し外に出ようとしたその時・・・



「くくくく・・・・・・・・・・・み~つけた・・・」



そこにいたのは、黒い仮面の男だった。

彼は、シェルターの入り口を軽快な足取りで飛び込むように入ってくる。



「ひゃひゃひゃ・・・!死神み~つけた!」



そういいながら仮面を外した。黒い炎に包まれ、次に姿を現したときには、オレンジの髪でオレンジ色の瞳、両手に鋭い鉄の爪をつけたタンクトップの男が立っていた。



「一馬・・・あれ・・・」

「マッドデビル・・・。」

「あれが、敵って事か。」


彼らはお互いの目を合わさず、男を見ながら小声で会話していた。



「うまそうだな。」



男のその言葉を聞き、司は恐る恐る一馬に質問した。


「おい・・・一馬。」

「何だよ司。」


「俺、やな予感がするんだけど…」


「お前の頭の中のことは全部違う。」

「何も言ってないのに?」

「あぁ。あいつら(=マッドデビル)は肉食だ。どんな生き物の肉でも食える。」

「ってことは、俺達、捕食対象って事?」

「そうみたいだな・・・・。」


その時、獅織は男に刀を向け自らの名前を名乗り、男にも名前を名乗るように言った。


「ひゃひゃ・・・そうか、じゃ言ってやるよ。俺の名前はらい。お前らがさっきから言ってるマッドデビルだよ!」


そういいながら、雷はさっと左腕を下から上に勢いよく振り上げた。



鬼灯ほおずき



地面には獅織たちを避けるように深い溝がいくつもできている。

一馬が結界を張らなかったら、彼らは雷が作り出したかまいたちに八つ裂きにされていたであろう。


しかし、次の瞬間、ひゃひゃひゃひゃという笑い声とともに、雷はその爪で結界を切り裂いた。



「俺から逃げれると思ってんの?」



冷たい目で彼らを睨みながら、右腕を後ろ方向に反らしていく・・・

そして、鉄の爪は、電気を帯びていくように不気味に輝き始める・・・。



「さよなら!」



そういいながら、雷は右腕を思いっきり前に突き出した。


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