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かんさつ日記2ー⑩

さらばリトよ、永遠に……。

◯月◯日(◯)


◇◇◇


リトが小人の住処すみかに帰ってから数日経った。


正直、無意識に考えないようにしてた。


本当だったらケガが治った時点で帰っていてもおかしくはなかった。


別にゲージに閉じ込めていたわけでもないし、出て行こうと思えば保護したその日のうちにだって出て行けた。


なんでリトはケガが治ってもしばらくうちにいたんだろう。


◇◇◇


リトを拾う前の日常に戻った。


はずだけど、なんか違和感しかない。


時間を持て余す。


大学でも講義に身が入らない。


最近できた友人にも心配されてしまった。


リトが来てからの毎日はとても充実していたんだと思う。


もう、前までの日常は味気なく感じてしまう。


◇◇◇

◇◇◇

◇◇◇


最近ロッキーとホームズが暇そうにしてる。


私も暇だ。


◇◇◇

◇◇◇

◇◇◇


久しぶりに日記を開いた。


読み返していくと、すごく懐かしい。


リトと過ごした1ヶ月にも満たない時間。


今ではもうあれが本当にあった事なのか、少し自信がない。


◇◇◇

◇◇◇

◇◇◇


テレビで小人の特集が組まれてた。


またブームが再燃したのかな。


SNSとかツイッターとかにも小人のことを呟いてるひとがいる。


ぼやけてるけど、小人が写った画像を投稿してる人もいた。


けどあれ、ここの近所じゃないかな?


◇◇◇

◇◇◇

◇◇◇


リトが帰ってきた。


驚いた。


それも1人じゃなく、他にも4人の小人がいる。


「ただいま!」って言ってリトは笑った。


私はなぜか泣いてしまった。


おろおろするリトを含めた小人たち。


リトは私が作った服を着ていた。


それが妙に嬉しかった。


◇◇◇


おかえり、リト。


私と小人たちの日常が始まった。

これで一応最終話とさせていただきます。

アイデアはまだまだあるのですが、おそらく半端なものになってしまいそうで…。

途中で更新が止まってしまうくらいならばと完結にしました。

色々と短い作品でしたが、最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

別の作品もよければ覗いてみてください。

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― 新着の感想 ―
[一言] 別の作品のコメント返信でオススメされたので読んでみましたがこちらも面白かったです。
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