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4月1日

私は、神の前に立っていた。天界を支配している神と、地界を支配している神、そしてその間にある人間が通常生きている世界を支配している神の3人だ。

私が生きている期間など、瞬きで終わってしまうような永きにわたり生きている彼らから、私は一つの本を渡された。今書いている日記帳だ。

これを使い、それぞれの世界を旅をするようにと、私は神々に言われた。昔から旅が好きな私は、反射ともいえる速度でそれに答えた。もちろんYESだ。

そのかいあって、本日より、私が行ったことがない世界、つまり天界と地界を旅し、それを日記にまとめ、さらにそのことを神に申し上げるという役割を担っている。

地図は一応あるが、あまり役には立たないだろう。私が好きなのは、好きなところに足を運び、好きなように休み、好きなように食べるということなのだ。だから私に地図は似合わない。


私の旅は、人間界 (と、一応しておこう。人間が生きている世界のことだ)と天界 (ここはいわゆる天国のことをいう)と地界 (一般的には地獄と言われている世界だ)をつなぐ三叉路から始まる。

それぞれのところに案内役がいて、私を誘おうとしている。

そして、私は旅を始めた。

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