表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら牛だった!モゥ〜異世界で家畜になる件  作者: 昼間 ネル
第三章 冥界編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/32

第32話 腹の中

ついに冥竜の窟の奥底で、はぐれていたバックとの再会を果たしたミドリたち。

しかし、感動に浸る間もなく、周囲の壁がまるで生き物のように蠢き(うごめき)始めます。

出口は塞がり、逃げ場のない一本道。

さらに、お宝に目がくらんだチンパンの「ある行動」が、事態を予想だにしない方向へと加速させることに……。

一行が迷い込んだその場所は、単なる洞窟ではありませんでした。

物語は一気に、シリーズ最大級の絶望――「冥竜」との対峙へと突入します!

ミドリ達は、何とか冥竜の窟で、子竜バックと再会したが、何やら、不穏な空気を、古竜アオは、嗅ぎ取っていた。


アオ「おい、感動の再会を喜んでいる場合じゃないぞよ!」


すると壁がウネウネしだし通路が狭まってきて、来た道が塞がっていく。


ギュギュリリ!!


「やばい!みんなこの一本道を行う!!」


ミドリ達は、急ぎ、狭い通路を駆け抜けた。


しばらく歩くと右には、ドアが有りそこへチンパンが開けて入った。

ドアのぶの軋み音が鳴り響く。


ギィ……バッタン!!


ギュルル!!不気味な音が鳴り響く。


チンパン「あれ、見て!宝箱があるよ!!」


アオ「ばっかもん!開けたらダメだ!!」


チンパンは迷わず、開けた。


宝箱は、からっぽだった。「ふぇ〜なんだ紛らわしいな!!」

イラつくチンパンは、宝箱を蹴った。


バコ!!


すると地面が沈むギュギュ、ゴゴゴ!!


ミドリ「なんだ?なんだ?」


オゥク「ブゥ〜あわぁぁ!」


ヤフーなぜか、脚を伸ばす。「埋もれる…」


バック「こんなの僕も初めてだよ!?」


すると地面が、跳ね上がる勢いで、地上へ飛ばされた。


「「「わぁぁ〜!!」」」


上空を舞い上がるが、みんな落下して、地面に打ちのめされた。


ミドリ「モウ〜痛ったいな、ギャーー!!」


そこには巨大な目玉2つミドリ達を睨む、山並みの大きな、竜が冥竜Level∞が現れた。


冥竜「貴様らか?俺の腹の中で暴れるのは?」


身体が光るチンパン(……よし、魔力が戻った……!)


「……違います……ちょっと道に迷っちゃって〜?」


「シゴクノヘイシヨミガエレユウキヲシメセ」

「ヘルファイヤ!!」


(モウ〜この人、めちゃくちゃだ!!)


冥竜は、強烈な鼻息でヘルファイヤを誕生ケーキのロウソクの炎の勢いで消し飛ばした。


冥竜「そんなの効くか!ボケ!!久しぶりの牛、豚、鳥の食事を邪魔した貴様は、万死に値する!!」


冥竜の咆哮が、一帯を襲い、弱いモンスターの群れが暴れ逃げまどう、地獄絵図、ドドド〜ドドド!!


ミドリ「いつの間に?」


「待たれい!!冥竜殿?」


「ワシじゃ?ワシ?」


冥竜のデカい目玉が、古竜ベビードラゴンに目に向いた。


「貴様は?何処かで……?」


「自分で言うのも変なのじゃが、エンシェントドラゴン(古竜)じゃ!!」


冥竜「ふっふっはっはっ!!」


冥竜の口から、ドス黒いブレスが放たれた。


ドドドッーン!!


子竜バックが【スキル】


黄金ブレスを放った。


ドドドッーン!!


ブレス同士がぶつかり弾かれた。


バーン!!


冥竜「次、嘘つくと、冥界事消し飛ばすぞ!」


ミドリ達一行は、空回りしまくる。冥竜の怒りは、今絶頂を迎えていたのだった。

第32話をお読みいただきありがとうございます!

今回は「腹の中」というタイトルの通り、実はダンジョンそのものが巨大な竜の体内だった……という展開でした。チンパンが宝箱を蹴っ飛ばした衝撃で「逆流」して外に放り出されるという、なんとも彼らしい(?)脱出劇でしたが、目の前に現れたのはレベル∞(無限)のバケモノ。

これまでの敵とは文字通り桁違いの強さを誇る冥竜を前に、ミドリたちの魔法もアオの威厳も通用しません。そんな絶体絶命のピンチを救ったのは、成長著しいバックの黄金ブレスでした。

怒り心頭の冥竜を前に、空回りし続ける一行。果たしてこの「地獄絵図」から生き残る術はあるのか……?

次回、チンパンの戻った魔力が火を吹くのか、それともさらなる混沌を招くのか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ