↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界キャバクラ   サキュバスに外れなし  作者: ゴーストライターK
PR
10/10

クレアの復帰

第一線を退いたサキュバスのクレア。新人にテクニックみせるため期間限定でキャバ嬢復帰するが

開店と同時に、東京のサラリーマンが店内に流れ込む。まるで電球に集まる虫か何かのようだ。


席は回転して間もなく8割以上埋まった。今までにない速さだ。


これはクレアが現役に復帰すると聞いた往年のファンが何人も来ているからだ。

暫くは、彼女もフロアに出て接客して若手にテクニックを見せながら、固定客を作るコツを教えいく


「いやあ、クレアちゃんが復帰するっていうから、仕事部下に押し付けてきちゃったよ。」


40歳位のおっさんが、嬉しそうに話す。その光景は解散したアイドルが期間限定で復帰したのを見たファンのようだった。


「クレアちゃん。しばらくぶりだけど、まったく年取らないよね。若いままだ。」


「ほめても何も出ないですよ?私も近藤さんに会えて嬉しいわ。」


「えっ名前覚えてたの?」


「当り前じゃないですか、ここがオープンしてから贔屓していただいてますから、近藤さんは特別です。」


近藤のおっさんは涙を浮かべながら。

「クレアちゃんくらいの人気嬢は客の名前とか憶えていないかと思った。」


「そんなことないですよ。暫くは私もホールにいるので楽しんでいってくださいな。」


そこで、他のサキュバスがヘルプで入る。ウイスキーの水割りを作りながらクレアのサポートだ。


「近藤さんこの子は初めてでしたっけ?すごく優しくていい子なんですよ。」


「初めまして、ウンディーネといいます。名刺をお渡ししても宜しいですか?」


新人のウンディーネは近藤の叔父さんに名刺を渡す。本来ヘルプは名刺交換はしないことになっているが、テレサはチームプレーということでサキュバス全体の利益を優先しているようだ。


クレアは、ウンディーネが話している間にさりげなく、席を立つ。


「衰えてないな。初代ナンバーワンは。」


「まあ、このくらいはね。」


「お前客の名前全員覚えてるの?」


「覚えてるし、メモに特徴とか話した内容は書いているわ。このくらい当然でしょ?」


今、ここまでマメな嬢はどれだけいるだろうか。サキュバスはフェロモンで簡単に男を誘惑できるために能力に頼って、営業がおろそかになってしまう。

その営業力の底上げを狙っているわけだ。


さあて、対するエルフ族はっと。こちらも、結構席が埋まっているな。


ティファが他の客に仲間のエルフを紹介しながらも、ゆったりとした時間を演出している。

さっきから高級ワインが何本か開けられている。

あくまで量より質を重視する作戦のようだ。


どちらも、普段より大幅に客を増やしている。

クレアは付け回しにしておくのはもったいないな。

また、現役復帰してほしいくらいだ。



客足は途切れることなく、閉店までほぼ満員だった。

平日で金曜でもないのに、今月で最高の売り上げをたたき出したのだった。




クレアの指名は2時間待ちになります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。