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師匠の地獄特訓

めっちゃ、書けなかった……。すんません。あ、新しいやつ始めました。このせいではないです……頑張ります。



修業一日目。


 師匠から二年半はここから出れないって聞いたときは本当にビビったけど、よく聞いてみると梨奈達は三ヶ月間しか修業しないそうだ。なんか勇者は成長が早いとかなんとか。それにこの国を出てからすぐに最前線に行くわけじゃないらしく、ダンジョンで位を上げてから最前線に行くそうだ。

 そう考えると二年半も修業できる僕ってかなり強くなるんじゃないだろーか。まぁ、ラッキーとだけ思っとこう。それと師匠から日記をつけろって言われたからこれ書いてるけど……日記って意味あんのかな?ま、いっか、あと昨日の修業内容も書けって言われたから書こう。あんなこともされたしな………修業って何したっけ…えっと…………。


「まずは呪術から話そう。呪術とは言っちまえばのろい、この一言に尽きる!難易度は高いが、有名な『死の呪い』とかが代表的だ。あと個人で作ることもかなり修めた者なら可能だな。」

「師匠ー、師匠が作った呪いってありますかー?」

「もちろんあるぞ、例えば男のプライドを叩き潰す『不能の呪い』や、1日に0.1センチずつ男のアレを縮めていく『短小の呪い』頭頂部の毛がどんどん抜けてく『脱毛の呪い』とかな。」


し、師匠えげつねぇ…………。『短小の呪い』とか最悪だろう……。怖ぇよ師匠……。


「あとは……、『性転の呪い』か。これは私が作ったわけではないんだが………効果は恐ろしくてな……。ふむ。」


師匠は僕の方を向いて目を光らせた。


な、何する気だ………。


「ククッ………。『てぃーえすっ♪』」

「へ?」


師匠が『てぃーえすっ♪』と言うと、僕にむかって紫色の煙が師匠の手から出てきてまとわりついた。

な、なんか体がムズムズするっ………。


「な、何するんですかっ!……て………え……?」


な、なんでこんなに声が高いの……?へ……?


「あー、あーー!!あーーー!」


かんっぜんにソプラノの女の子の声だ……。嘘だろ……。


あ、あぁ!!?『てぃーえす』ってTSのことかよ!?

後なんか胸がキツいっ……。はち切れそうになってるしぃぃ………。


「ほぅ、なかなか可愛いな……。『ボックス』。

よし、これを着なさい。」


そう言って渡してきたのはだぼっとしたワンピースだった。


「こ、こんなの着れませんよ!!僕男ですよ!?てか早く戻して下さいっ!!」

「この呪いは掛けると24時間は解除不可能でな……くくっ、可愛いじゃない。」

「く、くぅぅぅ……。そんなぁ……。」


僕は仕方なくワンピースをスポッと着たら、師匠が鏡を持ってきて、見てみなと言われた。


鏡に映っていたのはふわっとした髪をボブカットにして、くりっとした目が可愛らしい少女だった。


だ、誰だこの子……??


頭が理解をするのを拒んでるけど、現実は非情だった……。


「ふにゃあ!?!?」

「ふむふむ……。感度は良いみたいだな。カップはCか……。」

「ちょっ…!!師匠っ、なにっ、してんで、ひゃぁぁあ!」

師匠が僕の胸を揉んできたんだ!!なにこの感覚ぅ……。足が震えるよぉ………。やっば……なんかくるっ…。


「し、ししょー……やっ、やだぁ……。」

「ふむ……いいだろう……。」


あっ……やめちゃった………。って違う違う!!やめて欲しくなかったなんて思ってないっ……!うわっ、師匠にやけてるしっ!


「まあイイ体験だったろう。魔獣の中には性転換の攻撃をしてくるやつもいるからな。ククッ、大変可愛いじゃないか。」


うぅ、ししょーのあほ。修業するんじゃないのかよー……。


「お遊びもこのぐらいにして修業を始めようか。

続きだ、呪術とは神や悪魔に力を渡すタイプでな、魔法のように世界に魔力を渡して発動するものではない。ん?アルトが魔法とは世界や神などに代償を渡すのが魔法と言っていただと?アホかあやつは、まあ、私が最近見つけたのだから仕方ないか……新しい発見でな、魔法とは世界に魔力を渡して発動するものだと分かったのだ。神聖魔法はじつは魔法ではないこともな。すまん話がそれた。呪術とは代償が魔力だけではないこともあるし下手すると命を取られることもある危険なものだ。だからこそ三ヶ月では流石に無理だと判断し、この第三図書館を修業場所に選んだのだ、ま、私がここを出たくなかっただけなのだがな。あぁ、ここには先代勇者が作った時空魔法の魔導具があってな、そのおかげで時間を早めているのだ。

 話がそれたが呪術は危険なものでそれはまじないにもいえること。だがその分強力で、また使い手が少ないから切り札として隠すことも出来る、魔族との戦では有効となるだろうな。

 だからまずは……この呪術がいいだろう。まず見本を見せるからやってみな。」


そう言うと師匠は手のひらを上に向けて、


『妖しきモノ共よ 灯せ 〈鬼火〉』


すると師匠の手のひらに拳大の紫色の炎が現れた。


「この呪術は明かりにも使えるが、この呪術の能力は生命力を奪うとゆうこと。この炎で焼かれた場合回復が遅くなるほか、この炎はただの水では消せず聖水か、聖属性魔法と水魔法の二つで出来る複合魔法〈聖杯からこぼれし水〉位でしか消せないのだ。

 簡単そうに見えて難しいぞ?この世ならざるモノたちに働きかけるイメージが難しくてな、初めての者はたいていここに躓く。だが、これが出来れば他の呪術も出来ると言われているほど呪術の初心者にはうってつけの呪術だ。そうだな、あと二時間で次の修業に入りたいからそれまでにやってみろ。出来るはずだ。」

「はい!頑張ります!」


よっし、やるぞ!


「私はちょっとやることがあるので自分の部屋にいる。何かあったら助けてとここで言えば私に届くのでちゃんと言うのだぞ。ではな。」


それだけ言って師匠はスタスタと自分の部屋に戻っていった。


「よーし、やるかー!まずは魔法のようにやろう。」


僕はアルト先生の時にやったように、手のひらに魔力を集めてやることにした。


「『妖しきモノ共よ 灯せ〈鬼火〉』!!」

出来ないな……。師匠はこの世ならざるモノたちに働きかけるとか言ってたけど……。世界に渡すこともよく分からないし。どーやんのー!!くっそう……。やってやるさー!


「『妖しきモノ共よ 灯せ!〈鬼火〉!!!』」


くっそー!出来ないーー!!この世のならざるモノ共ってなにさーー!

ううっ……ちがうことしてみるか…。手のひらじゃなくて周りに浸透していくような……広がっていくように……。


『妖しきモノ共よ 灯せ〈鬼火〉』


そのとき、一瞬だけ、本当に一瞬だけ、小さな炎がチロッと手のひらに現れて、ボワッと爆発したようになって消えた。


「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」


めっちゃ嬉しいっ!!ふおお!感動!!ボワッてなったのはスキルの効果かな?そんなことより出来たぁぁあ!


もしかして妖しきモノ共って周りにいるのか??

だったら……渡すことをイメージして……。


『妖しきモノ共よ 灯せ 〈鬼火〉!』


すると手のひらに頭程のデカさの炎が出来上がった。不思議と熱さは感じない炎だった。


やったぜ!出来たぁぁあ!!

僕は嬉しくて嬉しくて、師匠の部屋に突撃してしまった。


「ししょーーーー!!!出来た!!」


師匠の部屋では……なんと師匠が裸だった……。


「すっ、すいませんでしたぁっ!!」

「ククッ……おまえ今の自分の性別分かってるのか?」

「そ、そんなの関係ないじゃないですかっ……!?」

「じゃあこれはなにかな?」

「ふひゃあ!?む、胸を揉まないで下さいぃっ!!」

「柔らかむちっとしててふわふわなのおっぱいなんてな、お前位じゃないか?」


そんなことはない!莉奈の方がむちふわとろんっだぞ!

っていつまで揉んでるの!?てか師匠早く服を着てよ!!目のやりどころがないよ!莉奈の裸は見てたけど師匠の裸はヤバい!!

 褐色気味の肌と長身で程好く筋肉がついてるおかげか豊かな二つのメロンはぴんと張って垂れ下がっていないんだ。

ひゃあ!師匠抱きしめないで!?あなた裸だろう!!?うっわ……すっご……マシュマロかよ!!?うはぁーーー………とろけるぅ……。


「目がトロンとしているぞ?そんなにこれがいいか?……あぁ、我慢しなくてもいいか……。」

「なんですかぁー師匠ー。」

「こっちきな。」

「はぁい……。」


あぁーーーー……至高ぅ…母性に包まれてるぅ……女の体だからこそわかるのかなぁ…。きもちー。ここって……、師匠のべっど?へ?

た、食べられるっ……!?ってう、動けないっ!!?


「ククッ……『てぃーえすっ♪』久しぶりに男になったな……。」


な、何する気だっ!?ま……まさか…うそでしょ!?童貞前に処女散らしちゃうの僕!?てか師匠の姿かっこよ過ぎだろ!俺様系みたいだ!うわ、ぼーっとしちゃってる……。これが女の心?心まで性別って変わるのかぁ……。ってやっぱりやだっ!もう来てるっ!


 ッアーーーーーーーーーーーーーーーーーー♀



脱力感と共に起きたらこの日記をワタサレマシタ……。思い出したくないです………。ただ…師匠上手すぎじゃないですか……僕って初めてって事ですよね………。

これは浮気じゃない!!そう!浮気じゃないんだ!!!


あ、そろそろ呪いが解けるや……。名残惜しくなんかないんだからねっ!ないったらない!!


今日の修業は休みですか、そうですか……。もう疲れたよ、精神的に……。










週1、2で投稿していくつもりです。よろしくお願いします。

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