アテナの魅力
都市マドリ
首都ロジョに次ぐ赤の国で2番目に大きな町。
ここでもナオミは人気が高かった。
「ナオミちゃん!これ食べなさい!」
「ありがとう!おばちゃん!」
「この魚は今日獲れたんだ!これ貰ってくれ!」
「ありがとう!おじさん!」
キーツはしみじみと言った。
「やっぱり、アテナティアってすごいんだな。」
アリスは誇らしげに言った。
「当たり前でしょ!ナオミは神なんだから!」
そして、両手いっぱいになったナオミが言った。
「キーツも凄いよ!門番の人とか敬礼してたし。流石、騎士団団長!」
3人は目的の宿屋に入った。
宿の主人に魔獣達の特徴を伝えてみたが、もう昼前には出発してしまったそうだ。
「クソ!一足遅かったな!」
その時、話を聞いていた客が話しかけてきた。
「そういえば、俺もそいつらの事覚えてるぜ、確かバルシローナの国に行くとか言ってたな。」
「目的とかは言ってませんでしたか?」
アリスが聞いた。
「いやぁ〜そこまでは言ってなかったな。」
「でもこれで次は決まりだね!」
ナオミが貰った食材を受付の机に置いた。
「これを料理して下さい!」
宿の主人は驚きながらも、快く受け取った。
「今日はここに泊まりだね。」
「うちの宿には温泉があるんだ。じっくり癒されてくれ。部屋を用意するよ。」
夜
温泉にて。
「大きいお風呂!飛び込んでいいかな!?」
ナオミが服を脱ぎながら、キーツに話しかけていた。
「飛び込みは禁止だ!風呂の前にまずは体を洗う!」
ナオミを見たキーツの時が止まった。
「ん?なに?」
洗練された曲線美。顔の可愛さと美しすぎるその身体は、アテナの冠に相応しく、男さえも魅了してしまう。
(いやいや!ちょっと待てぇ!何で裸!?いや!ナオミは男だった!あれ!?これは見てもいいのか!?よくわからなくなってきたぞ!)
「タオルを巻きなさい。」
キーツが目を背けながらタオルを差し出した。
「えぇ〜!?なんでぇ。」
ナオミはタオルを振りまわしながら、走って風呂場に行った。
「クラン行こう!」
ナオミとクランはそのまま風呂に飛び込んだ。
「飛び込むなって言っただろ!」
先に風呂に入っていた他の客がナオミを睨んだ。
「ごめんね!テヘッ!」
客達もまた魅了された。
愛くるしい笑顔と、神々しいその肌に。
風呂から上がれずもじもじとしていた。
「ナオミ!先に体洗うぞ。」
「ボクも洗う!クランもおいで!」
ナオミはずっとはしゃいでいた。
風呂上がり後
「ねぇ。他の男性客の人達どうしたの?なんか皆んなのぼせてない?」
アリスが、待合室で他の客の顔が真っ赤になって、涼んでる姿を見て言った。
「いや、まぁ、アテナの血を受け継ぐのって凄いんだなって事だ。」
「???」
面白いと思えたら高評価とブックマークをお願いします。
DEATH PARADEも宜しくお願いします。




