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首輪

たまに話が変わるかも知れないです…、ご了承下さい。



人類滅亡のカウントダウンは突然やってきた。最初は40度を越える熱波に対し対策を講じてきたが…、国家はこの件を安易に考え過ぎていた。いや、行動に移すのが手遅れだったのかもしれない。(太陽の接近)、突然の灼熱が人々に襲いかかった、当然…最初のうちは50度の高熱がダムの水を蒸発させ、次に皮膚が焼け爛れ始め、朝の活動は出来なくなり…夜の活動を余儀なくされる。それでも勢いを増し続け、遂には地球を飲み込むほどに太陽が近づき生物の根絶へと向かっていった。しかし中には危険をいち早く察知し、地下に何を逃れた者たちがいた。それが我ら祖先らの話。地下と言う暗闇に抗うため、人類は万能物質【ユピテル】を発見し、長い歳月をかけて主要都市レバロンを作り上げ、都市を中心に4つの国家が出来上がった。ラトラ、アトラス、センブルク、ライゼン、地下世界で入手したユピテルの解析によって人類の科学力は飛躍的に進歩したのだった。人類は太陽から逃れ再び復興し歓喜の声を上げるのだった。それから、地下に人類が潜ってから100年経った後…。


ここは臭いな、鼻が曲がりそうだ、、。

と不服そうに階段を歩く、小太りの新人看守。

シャワーなどあるはずがないのだ、それもそのはず

ここは犯罪者を収容して名ばかりの罰を与える刑務所【シャトー】大なり小なり犯罪を犯した者が勢揃いしている。


階段を降りきり、直線の道を歩いていると。部屋分けされた、鉄格子の中に入っていく看守に目に止まった。おい、お前…俺の手に触れるなその指切り落とすぞ。長身で細身の看守が睨みを効かせる。受刑者達に食事の配給をする際。中に入るのだが、どうも看守の機嫌が悪かったらしい因縁を付けているようだ。てめぇ、その目は何だ?気に入らねぇなら俺を殴ってみろよ。ガンを飛ばすと、受刑者は目線をそらし歯を食いしばる。へっ、お前は少し長生き出来るな。ここでは看守が神様だ、よく覚えとけ。と言い残しその部屋をあとにした。それを見て、先輩!かっこよかったッスよ!!これからよろしくお願いします!と声を掛けて近寄る。それに対し先輩看守は服の襟に付いた新人バッチを見て、先に話が通っていたのだろう。納得してここでの仕事を教えてくれる流れになった。


歩きながら先輩に話を聞いた。自分と受刑者とのやりとり。そして扱い方を。"お前も長くここに入れば、慣れてくるさ"。簡単な話だ…奴等に人権はない。ここでは俺達が法だ。つまり…どんな扱いをしても罪に問われない…、最高の仕事さ。不敵な笑みを浮かべ、笑みを溢している。そんな彼を見て、自分の顔に三日月を浮かべるのだった。


階段を降り、更に奥を目指して進む。この監獄は下に行くほど危険な人物が収監されている。現在の階層は「BのF」で真っ直ぐの通路を歩きながら本日の仕事を後輩へ通達する。私の上司の命令で今日は奴に会う日だ、お前はまだ会ったことはないだろうが精々気を付けろ。細身の看守が後輩に忠告する。なんで、…ですか?ここでは俺等が神様でしょう?と先輩に神妙な面持ちで問い返す。奴だけは例外だ、アイツの担当なぞ誰も手を挙げない。長年いる俺ですら御免被る。若干イラつき顔をしかめる、今から会いに行く人物を想像出来ない後輩は先輩に質問をしてみる事にした。


先輩の言うアイツってどんな人…なんですか?

興味本位で聞いて見ることにした、この先輩を怯えさせる人物に興味が湧いてきたのだった。

それを聞いた先輩は色々考え、こう答えた。

奴を一言で言うなら、"狂犬"だ。鎖に繋がれ自由を奪われながらも、目は獣の様で一瞬の隙も見逃さず、

噛み付いてくるため油断は出来ない。そう語る先輩は

後輩に一言つけ足した。ヤツには絶対近づくな、

無事に帰りたいのなら…と。その言葉を聞いた後輩は、牢に入る前から全身に緊張感が走る。


エレベーターが無い為徒歩で時間が掛かってしまったが、「DのE」遂にお目当ての階層に付いた。ここには他の階層と違い収監されているのはただ一人。その一人を監視する為だけに作られた場所…。監視カメラが壁一帯に設置されており。何かあれば看守達が押し寄せ、すぐにでも取り押さえられる流れになっている。1人にこんなに厳重なシステムを設ける訳は?先輩にまた話を投げかける言っただろ。ヤツにはこのくらいしないといけないんだ…そもそもこの刑務所が存在しているのはアイツを閉じ込めておくフタの役目をする事なんだ。他の事なんて次いでさ。と告げられ後輩は驚きと恐怖を覚えるのだった。



カッカッ、と遠くから音がする…。2人が話ながら

こちらに向かって歩いてくる、会話に耳を傾けると、自分について話しているようだった。【また看守が変わったな】これまでに聞いたことない足音に気づいた。

おい、いつまで下を向いている。"ロッド"






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