とある作戦の準備
久島兄弟の本わさび雲攻撃で悶絶した光太郎&夏乃だが、1つ分かった事がある。
''訪問者''は映像に弱い”と二人は確信した。
光太郎&夏乃は''二人だけで''とある作戦の準備を始めた。
【地球と月の中間地点の宇宙空間ラグランジュポイント】
ひたすら地球を見守りながら浮遊する小惑星『月の番人』。
火星から多くの思念が届き始めていた。
「地球生物を真の進化に導かん」と
「……厄介だな」
直系500mはある『月の番人』は独り、呟いた。
火星隕石群はぐんぐんと加速を続け、地球大気圏まで3ヶ月に迫った。
当初は大量の隕石群と認識されていたが、信じられない事に衛星の「フォボス」「ダイモス」が隕石群の中に紛れていたのだ。
火星隕石群の''訪問者''達は、地球人類の抵抗を予測していたのだ。
人類が準備した火力では明らかに敵う相手とは思えなかった。
人類と地球の''訪問者''達は、その身体を挺して決戦の覚悟を固めるしかなかった。
世界各地の天文台からも、もはや隠しようがない大きな2つの衛星と多数の隕石群が観測された。
G8を始めとする各国は「歴史上」初めて、人類が1つになって火星からの隕石群を総力を以て排除する意思を示し、武装した多数のスペースシャトルや、ハリネズミのようなミサイルランチャーに覆われた小型宇宙船の群れが宇宙ステーションを背景に展開する映像を連日流し続けた。
それくらいの事しか、出来なかった。
ここまで読んで頂きありがとうございましたm(__)m




