表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫はふて寝する  作者: 山神ゆうき
ミケのその後の生活
64/83

55・危険な虎とおっとりメイド

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


今年は酉年!ヒナマツリちゃんの年ですね。w

それでは今年最初の投稿です。

3階に辿り着いた私は真っ先に311号室に向かっていった。

すると南京錠の鍵は外されており、部屋のドアは開かれていた。


私はそっと覗きこむと、そこにはトラオくんと五月(さつき)がおり、何かを話していた。

私はそっと聞き耳をたてる・・・・。


「おい!何の用だよ!しかも、俺様の部屋のドアに南京錠をかけやがって!どういうつもりだ!」


「分かってほしいなー。私はトラオのために鍵をかけたんだよー?トラオはどうしても悪い事をするでしょー?だから、トラオを"黒階(くろのかい)"に入れたくないのー!」


トラオくんの事を心配そうに話す五月。


「まったく、姉貴はいつも心配性なんだよ!俺様が黒階の連中も黙らせてやるぜ!」


そういってトラオくんは右手を顔近くまで持っていき、握り潰す仕草をする。


私はとても驚いた。何故なら、トラオくんの姉はてっきりメイド副長かと思っていたからだ。


「もう!そんなこと言って・・・。」


五月はとても悲しそうな顔をしていた。


私はそっとその場を離れていった。


(ミケちゃんがいなくなったみたいだわ。)


私は気配を消して覗いていたつもりだったが、五月とトラオくんにはバレていたことを知らなかった。


「ねぇ、トラオー?ここから本題に入りましょう?」


その五月の顔は今までにないくらいの笑顔であった。




ー(幕間)ー




私は自分の部屋に戻ってきていた。ちなみに2階の廊下には豚の勇者達の姿はなかったので、どうにかなったんだろう・・・・・。

そして今、豚の勇者達がどこにいるのかは分からない。たぶん、泡を吹いて倒れてしまった豚の勇者を彼の部屋に運んでいったのだろうと思うが、私は興味がなかったので確認はしない。


「まさか、トラオくんの姉は五月だったなんて・・・・・。」


私は未だに信じられなかったので、独り言のように呟いた。


トン!トン!トン!


ベッドでゴロゴロしていたら、ノックの音がした。


「はーい!」


私はドアを開けにいかずに、返事だけする。ドアは来た人が勝手に開けるだろうと思ったからだ。


ガチャリ!


ドアが開く。


「ねぇ!ドアをノックする必要あったの?」


「でも・・・。一応ノックをしないと・・・。」


そう言って入ってきたのは、私の友達?の緋美(あけみ)と親友の初陽(はつひ)であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ