40・レッツ!たこ焼きパーティー開催
こうして私の部屋にたこ焼きパーティーをするメンバーが集まった。
メンバーは、私、清珠さん、雲木、引田、五月、宇美、クルミ、ミカミ、シシミ、ミジャ、羊、豚の勇者の12人になった。とても大人数なのだが、不思議と部屋は窮屈にならなかった。こういうときに改めて部屋は意外と広いのだなと感心した。
「はいはーい」
清珠さんはそう言って両手をパンパンと叩く。その音と声で私達は清珠さんを見る。そろそろたこ焼きパーティーが始まるのかと思うとワクワクしてきた。
「今からたこ焼きパーティーを始めます。しかし、その前にこのアンケートにご協力ください」
清珠さんはそう言うとみんなに紙を渡す。私はなにが書いているのか気になり見てみると、『もし、タコが無くなったときは代わりに何を入れますか?』と書いてあった。
「清珠さん?これはなんなの?」
私はアンケートの意味が分からず質問した。
「これはですねぇ。ちょっとした面白いことを考えまして。あえてタコを少なくしています。そして、みなさんにはたこ焼きにタコ以外で何を入れると美味しいか考えてもらうことにしました」
と清珠さんは説明した。なるほど、確かにそれは面白いかも。私たち全員はその企画?に参加することにした。
(う~ん。何を入れると美味しいかな?)
私は考えた。スーパーたこ焼きマンなら何をいれるだろうか。タコの星を守るたこ焼きマン。そう、タコはたこ焼きマンによって守られているのだ。蛸・・・・たこ・・・・タコ・・・・・。
「はっ!!」
私の中で一番答えが浮かんだ。自分でいうのもなんだが、私は天才だと思う。そう、タコの代わりといったらもう、これしかないよ!という究極の答えだ。
「はいはーい」
清珠さんは再び手をパンパンと叩く。
「みんな書き終わったようですね。では、この紙は回収します」
そう言ってみんなからアンケート用紙を回収する清珠さん。そして、パラパラとアンケートに目を通す。
「ほうほう!みなさん、面白い材料を書いていますね」
そして、アンケート用紙をリュックにしまうと。
「それでは、大変長らくお待たせしました。たこ焼きパーティーの始まりです」
清珠さんがそう言うと、沢山のできたてたこ焼きを乗せた大きな丸い皿をテーブルに乗せた。
丸いたこ焼きの上にはソース、マヨネーズがかけられており、更にその上からかつお節と青のりを乗せている。できたてなので、かつお節がたこ焼きの上で踊っているように見えるのがまたいい。
みんなそれぞれ爪楊枝でたこ焼きを刺し口に頬張る。私は猫舌なので一度自分の皿に置き、冷ましてから食べる。中にあるタコも大きく、それでもって紅しょうがもちょうどよく口の中に広がる。とても美味しい。これぞまさしく究極のたこ焼きではないのか!?
「うわぁ~。このたこ焼き、とっても美味しいよ」
私はたこ焼きを食べてとても幸せになった。たぶん、『頬っぺたが落っこちる』という表現はこの事をいうのではないだろうか。
他の人達もとても美味しそうに食べている。
「とても美味しいデース!こんな変わった食べ物、私が暮らしていた所には無かったデース!」
宇美は珍しそうにたこ焼きを爪楊枝で刺し、じっくりと眺めてから食べる。
「オレはたこ焼きにはちょいと五月蝿いんだけど、これはイケるな」
そう言いながら美味しそうに頬張る引田。
「ふみふみ。ミケミケの考えたたこ焼きパーティー。大成功の予感」
シシミは食べた後にそう言いながらメモをする。『予感』は余計だと私は思う。
これを書いているときにたこ焼きが食べたくなり、買いにいきました。w




