第2話『異世界での新たな始まり、その第一歩』
『異世界で念願の店を開く転生者』を読んでいただき、ありがとうございます。
第2話では、サイジョウが異世界で目覚め、新たな人生の第一歩を踏み出します。
少しずつ広がっていく異世界での物語を、楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは、第2話をお楽しみください。
「……ん?……ここは?」
西条は周囲を見渡した。
そこは見知らぬ森の中だった。
そして、身の回りにはカバンのようなバッグと、一通の手紙が置かれていた。
手紙を開いて見ると、神様からのものだった。
そこには、転生した場所や所持品についての補足が書かれていた。
今いる場所は、アマヴィルディ王国にあるアラドの森。
とある商業の街で魔物による襲撃が起こり、街が消滅してしまった。
その唯一の生存者として転生させたらしい。
まず、このバッグはアイテムボックスになっているようだ。
中には、店の所有権利書、アイテム製作に必要な道具、武器や防具を製作するための道具が入っているらしい。
「どんだけの容量なんだよ……」
最後に、ステータスについては画面を出せば確認できると書かれていた。
「なるほどね。ステータス」
西条はステータスを確認した。
――――――――――――――――――――――
サイジョウ
年齢20歳
冒険者Lv10
HP:146 MP:246
腕力:240 体力:460
俊敏:140 器用:360
魔力量:1279000
スキル:
【錬金】【調合】
【鍛冶】【研師】
【捜査】【鑑定】
固有スキル:
【完全状態異常無効】【魔物知識】
【植物知識】【鉱石知識】
【鍛冶錬金知識】【研師知識】
【マジックボックス】
固有加護:
【創造神フィロズの加護】
【賢神ギヴァイスの加護】
――――――――――――――――――――――
「え? 加護って、転生する前に神様は一人だったよな? なんでもう一つ加護があるんだ?」
とりあえず、今はステータスの内容を確認しておかないとな。
西条は一つずつ確認していった。
――――――――――――――――――――――
魔力量――
魔法を放つと魔力量が消費される。
生産職も製作を行うことで魔力量が消費される。
冒険者レベルが上がると、個人差はあるが魔力量も増加する。
魔力量が0になった場合、全回復するまでに1日以上かかるため、消費量には注意が必要。
――――――――――――――――――――――
「なるほどね。むやみに使うのではなく、ある程度までに留めておく必要があるな」
使う量は、それぞれ違うということは理解した。
西条は手紙の最後の内容を確認した。
「最初にやることは、このアラドの森からアマヴィルディ王国の都、ビースヴァの街へ向かうこと。そして、商業ギルドに店の所有権利書とこの手紙を渡すことが、私からの最後のミッションだよ。楽しんで、念願の店を満喫してくれ。――神様より」
「ありがとうございます、神様。この世界で頑張っていきます」
西条はステータスの固有加護を隠蔽し、ビースヴァの街を目指して歩き始める。
こうして、西条の異世界での新たな生活が始まるのであった。
次回もお楽しみに。
いつも『異世界で念願の店を開く転生者』を読んでくださっている皆様、そして評価や応援をしてくださっている皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ
皆様の応援が、毎日の執筆の励みになっています。
これからもサイジョウが夢に向かって歩んでいく物語を、楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後に、よろしければブックマーク登録や評価をしていただけると、とても励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。




