イージス・モルガン
地図に示されていた場所に着くと、そこには大柄で筋肉隆々の男が正拳突きをしていた。
「はっ!はっ!はっ!ん?何か用か?見ない顔だな」
近接戦闘ってこういうやつばっかなのかな・・・
嫌になってきた。もっとこう綺麗なお姉さんが技でカッコよく決めるみたいな。
そういう近接戦闘がいいよね。
「・・・いや、ちょっと通っただけですので・・・」
「ん?その手に持っているのは・・・まさか受験者か!あの的を破壊したな!」
「えーと。いや、大丈夫です。」
「なにいってんだ!ちょっと姉御を呼んでくるからまってろ!」
なに?姉御?いや待てもしかしたら筋肉だるまみたいな女が来るかもしれない。いちよう待ってみるか。
数分後。
「あんたかい?的を破壊した受験者ってのは。」
「まあ、そうですね」
綺麗な感じめでチャイナドレスみたいな服着ていいな!これなら続けられそうだ!
<気を付けてください。かなりのやり手です。いきなり襲ってくることは無いと思いますが>
なに?勝てないのか?
<いえ、勝つためにはかなり魔力を持っていかれるのであまり戦いたくないですね。>
なるほど勝てるならいい。適当に流すか。
「的を壊したらここに来いと言われたんですけど。何かやるんですか?」
「アタシと模擬戦をしてもらうね。ちなみに的を破壊した時点で合格だからこれに負けても大丈夫。心配しなくていい。闘気使えるだろ?名前はなんだい?」
「エルヴィー・アルです。闘気は使えますね。」
「どこで習った?的を壊すのは相当に使える口だと思うけど」
「冒険者に習いました。」
まあ敵が使ってきたのを見てマネしただけだけど
「へえ、すごい冒険者もいたもんだ。国の出身でいたかな冒険者になったやつ」
「じゃあやりますか?模擬戦。勝ちますけど」
「ふっ。威勢がいいね。お手並み拝見と行きますか」
いい勝負になる感じでよろしく。
<わかりました。>
<<私にも変わってね!>>
なんだ?やりたいのか。じゃあ初めからやっていいぞ。頑張れユニ。
<やったー!>
「雰囲気が変わったなアル。」
「いくよー!」
あんま喋るなキャラがぶれる。
「はーい!」
はぁ・・・
「こい!アル!」
その後ユニと姉御による激闘が繰り広げられた。まるでバトル漫画のようだ。髪の毛が金髪にでもなれば完璧だな。
ユニは全力に近いが姉御はまだ余裕がありそうだ。
「やるじゃないか!かなり有望だな!鍛えがいがありそうだ!!」
こいつだいぶ強いな。本当に勝てるのか?
<闘気のコントロールが優れていますね。そして戦闘のセンスも。ユニがどんどん吸収するのでかなりレベルアップできそうです。>
なるほど。ユニ頑張れー。持ってくれー俺の体ー!
「お前すごいな!どんどん動きがよくなってるぞ!だが!」
うわ!いいのが入った!痛そう。って俺の体!
「くうう。あれ使う!闘気丸!!!!」
「面白い技だな。こうかな?」
なんだよ!すぐパクられるな!センスの塊かよ!
そろそろ終わりかな。ユニ交代。
「ううう!」
「どうした?」
「ふう。(体おっも!俺の体壊れちゃう)そろそろ終わりにしましょう。体が限界です。」
よー回復してー
<<回復する?>>
<<YES>>
<<NO>>
YES!
うおおお力が湧いてくるようだ。さすがだね。
「そうか。つい楽しくて長引いてしまったな。これから定期的に模擬戦をしよう!はっはっは!」
「姉御は相手になる人がいなくてな。ありがとうアル。」
「ああ、なるほど。俺もいい鍛錬になった。これからよろしく。姉御」
「姉御はやめろ!名前言ってなかったな。アタシはイージス・モルガン。イージス先生と呼びな!」
「わかりました。姉御」
「!こいつう!!」
俺は頭を掴まれてガシガシされた。おっぱいが心地よい。
「くぅ。うらやましいぜアル」
こうして俺の勇者学園への受験は終わった。
さあ始まるぜ!俺の学園生活!!!
更新は気長に待っといてください。




