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なんだ、カンストありか。

「では試験内容について説明する。全部で3段階のテストがある。


まず1つ目はどれだけパワーがあるかのテストだ。これは参考程度のものだから気にするな。近接戦闘はパワーも大事だが間合いや素早さ、状況判断も大事になってくる。なぜあるかと言うと盛り上がるかららしい。


2つ目はゴーレムとの戦闘だ。1対1の場合と4対1の2パターンをやってもらう。4対1は弱いが人数の差があるのでそれをどのように立ち回るかを見るものだ。


そして最後に教師との模擬戦だ。教師は歴戦の猛者達を集めている。全力で戦うように。


以上の3つの試験から入学の合否を決定する。我々は魔王軍と戦うため実力のあるものを求めている。ついてこれない者は容赦なく切り捨てていく。戦場で足を引っ張る者はいらん!せいぜい合格できるよう頑張ることだ!では試験開始!!」



1つ目の試験はパワーのテストだっけ、なんか丸い円盤型のドラみたいなものがあるな。あれをぶったたくってことか?1人のおっさんがドラの前にいってグーで殴った。


ドンッ!という音とドラの上に数字が浮かび上がった。200と出ている。


「このようにこの的に衝撃を加えると数字が浮き上がる。どの的でもいいので並んで1人ずつ叩くように。100でなかなかの威力だな。鍛えれば200も夢ではない。でははじめ!」


なるほど100でなかなかか。ほかのやつは50とか60だな。体がでかいやつは80を出してるやつもいる。


あ、メメの番になったみたいだ。


「はああああああ!!!!!」


メメが的をなぐるとかなりの音が響いた。点数は2000とでている。


は?2000ってやばいだろ。


「ん、2000ですか。あなた名前は?」


「メメです!」


「メメさんですか。なにかを納めていますか?」


「はい!父が闘気の道場の先生で闘気を使いました。」


「闘気・・・なるほど。あの国の方でしたか。遠くからはるばるようこそ勇者学園へ」


「はい!よろしくお願いいたします!」



わー教師はしってるみたいだな。たぶん他にもいるんだろうな。闘気を使える奴は。んじゃ俺も使っていいか。メメよりでかい点数ださないとな!


「次の人どうぞ。」


俺の番か。これ全力でやっていいのかな。


「すいません。これ全力でやっていいんですか?壊れたりしない?」


「ん?全力でやってください。壊れたりはしないので大丈夫です。」


「はーい」


たぶん壊れるよな?


<はい。全力でやるのはお勧めしません。そうですね闘気は調整しますので全力で殴っていただいて大丈夫です>


お!さすがテンだな。


「ふう、・・・おらあああああああああ!!!!!!!!」


バンッ!!!!!


まるで爆発が起きたかのような強烈な爆発音とともに、円盤型の的は壊れた。点数は9999と表示されていた。


「ありゃ、9999で打ち止めか。カンストあったんだな。」


「な、な、生徒がパワー測定器を壊した・・・き、君名前は」


「俺はエルヴィー・アル。アルと呼んでくれ」


「アルだな。君はもう試験は受けなくていい。地図を渡すからこの場所にいきなさい。あと職員にこれを見せるんだ。」


「あ、ああ。3番目の先生との模擬戦っていうのはやらなくていいのか?」


「そこに君と戦う先生がいる。もし的を壊す生徒が現れたら相手をするという事だ。もういっていいぞ。」


「なるほど。了解と。」



そんな事を試験官と話しているとメメが駆け寄ってきた。


「アル君すごいね!まさか的を壊しちゃうなんて!私が一番だと思ってた!やっぱり闘気使えるんだね!」


「ああ、大丈夫メメもいつか壊せるようになるさ。あのくらいなら。」


「そうかな!ありがとう!なんて言われたの?」


「ああ、的を壊すとスペシャルな先生と戦えるらしい。ちょっといってくるぜ」


「そうなんだ!頑張ってね!」


「ああ、ありがとうな」


俺は地図に書かれた場所へと向かった。


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