試験開始
勇者学園校長室
「さて、今年はどのような生徒が来ている?」
「はい、校長。今年は中等部で優秀と言われていた生徒が多数います。氷のミスリール、炎のガイダ、雷のエイヤ。そして勇者のエミリです。中でも勇者のエミリは1つ頭出ていますね。近接戦闘はもちろん、魔法も使えて、隙が無いと言っていいでしょう。上級生でも彼女に勝てる者は少ないのではないのでしょうか。4人はSクラスになっています。」
「儂の孫はどうじゃ?そやつらに劣るのか?」
「いえ、校長のお孫さん以外での情報でした。彼、ナイトール君は勇者エミリより強いと試験結果は出ています。まだ主席は確定していませんがほぼ確定でしょう。中等部からの者は先に試験を受けて結果が出ていますが、編入で中等部からの者を超すのは前例がないですね。」
「そうかそうか。それはよかった。儂が時間を作って教えてるかいがあるという者じゃ。」
「ナイトール君は恵まれていますね。環境はもちろんですが、才能もすごいです。さすが校長のお孫さんですね。」
「ほっほっほ。ありがとうの。では編入者の試験に取り掛かってくれたまえ。無いと思うが、不正には気を付けるのじゃぞ」
「はい。優秀な教官をそろえておりますので問題ありません。」
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試験会場
「編入試験を受ける方はこちらですー。受け付け間もなく終了ですー」
アル達は試験会場にギリギリの時間についていた。
「いやあ危なかったな。広すぎだろこの学園!危うく受付が出来ないところだったぜ。」
「いや、アル君が買い物しすぎるから・・」
「買い物たのしかったー」
「まあまあ。楽しかったしいいだろ。おいしい物もたくさんあったしなついつい目移りしちゃったぜ」
「試験希望の方ですか?急いでくださいねー」
「よし、受付するか」
「ああああーーーどいてどいてーーーーー!!!!」
どん!と駆けてきた少女とアルはぶつかった。
アルは倒れず少女だけが倒れた。
「いてて。ごめんなさい!試験会場どこかな!!」
「ああ、別にいいけど。試験会場はしらないが受付はここだぞ。」
「あ!本当だありがとう!よかったー間に合ったみたい」
結構かわいい笑顔するねこの子。名前でも聞いておくか。
「間に合ってよかったね。俺はアル。君の名前は?」
「うんよかったあ。アル君ね君も受験生だよね?私はメメ!この学園で修行してこいって言われてお父さんに!」
「へえ、環境はいいかもね。でもここに入ったら魔王軍と戦うことになると思うけど。」
「大丈夫!うちの家は魔王軍と戦う事でお金貰ってるから!」
「お、おう。なら大丈夫だな。いっしょに受付するか?」
「まだだったんだね。うん。一緒に受付しよう!」
俺たち4人は受付を済ませて受験ブロックの札を貰った。俺がCでラティがF、ミリスがGでメメがCだった。
「あ!一緒だね!アル君!」
「ああ、じゃあラティ、ミリスまた後でな!さっき入った喫茶店で!」
「はーい!」
「わかりました。」
「じゃあ行こうか。メメはどんな戦い方するの?」
「んっとね闘気っていって気を使って肉弾戦かな!」
「なるほど。近接戦闘ってことだよな。」
「うん!私の国では皆使えるんだよ!強い人もいっぱいいるんだー」
「へえ、俺も使えるぜ闘気。」
「嘘!すごいね!こんど私の国に来てよ!大会とかもあるよ!」
「ああ、考えておくよ。メメが近接戦闘ならブロックで戦闘スタイルが分かれてるのかな。俺も近接戦闘にしてるから。ラティはFで魔法だろうな。ミリスはGで回復系といったところか。実力があれば入れるって話だから各分野で人を集めてるんだろうな。」
「へえすごいね!そんな事までわかるんだ!頭いいね!」
「いや、推測だよ。もしかしたら違うかもしれない。」
「行ってみればわかるよ!」
「そうだな。ここか、C会場は。明らかに肉弾戦しますよなオーラ出してるやつがたくさんいるな。人多すぎだ。」
「お?お前ら最後かな。時間的に締め切りだろう。よしC会場のお前ら!これから近接戦闘の試験を開始する!実力がないやつは即退場だ!悔いのないように!」
「「「「うおおおおおおおお!!!」」」」
暑苦しいな・・・魔法にしとけばよかった。
名前覚えられないな・・・




