まぁ、超えちゃっても問題ないよね?
俺なにかやっちゃいました?
「ここが魔法練習場です。」
「広い荒野だな」
「はい、ここなら見晴らしもよくいろいろな魔法が試せます。あそこの遠くの方にも練習している者がいますね。」
「ふむ、ここなら炎を圧縮して空気を送り込み、方向性をもたせて発射させる。あれ?何かやっちゃいました?ができるな」
「はぁ・・・ではそうですね我々魔法国エンデミオンでは魔法をレベルで階級分けしています。一般のマナの量で2レベルの魔法を発動させることができます。そして魔法大会では最低でもレベル5の魔法が使えないと出場はできないでしょう。」
「エンデミオンの国民は基本的にマナの量がおおく平均で3~4ですね。」
「おお、よくご存じで、マナの量が多い物同士が子をなすとその量に影響されて子のマナの量も高くなると予測されています。この国は魔法を生業とする国ですから、マナの量が多いものが集まり、その者たちが結びついて子をなすので年々マナの平均量はあがってきています。」
「へえ、母と父のマナはどのくらいだった?」
「ここの基準でいうと、お母様がレベル7、お父様がレベル5ですね。ちなみにアル様はレベル0です」
「おい!最後のいらないだろ!」
「なんと、この国の基準でレベルを知っているのですな。昔この国で働いていたとか?お名前をうかがっても?」
「俺はアルだ!」
「いえ・・・そちらの女性の方ですが・・・」
「私は「秘書」兼「外交担当」兼「国運営担当」兼「すべて」を担当しています。テンと申します。」
「俺もすべて担当だ!」
「すべてマルナゲ担当のアル様です」
「おい!無礼だぞ!」
「そうですね。ではそろそろ魔法の実力を見せてもらいましょう。この国のトップ層のお方ですからね、さぞ魔法の実力も高いのでしょう。」
「はっはっは。そこまで言われては私もすこし本気をださなければね。ではレベル7の魔法をお見せいたしましょう。 -水よ凍れ、空気よ凍れ、大地よ凍れ、すべてを凍らせ-「アイス・アース」!!」
この国のトップ、マゼルの放った魔法は魔法練習場の殆どを凍らせた
「ふふふ、久しぶりですね、これほどの魔法を使ったのは。やはり魔法はすばらしい。気持ちのいいものです。さて、確か”全く同じ魔法使ってやる”でしたかな、できたならば、魔法大会への出場を認めましょう。できたならば、ですがね。」
「聞いたか?これを真似すれば魔法大会に出れるらしいぞ。」
「はい、ですが本当に良いのですか?」
「ああ、構わないこれくらいの実力がなければ、観客を楽しませられないからね」
「ああ、いえ、」
「いい、余計な事はいわなくて、じゃあ早速やらせてもらおう。ふうーー。「アイス・アース」アンド「フラワー」」
「詠唱もなしで、同じ技名を唱えただけですか。本当に魔法大会にでるつもりだったのですかな?それに「フラワー」は花を咲かせる魔法です。なにを考えているのです?やはりマナがないと魔法は使えないのですよ!」
「よく見てみろ。」
「はい?なにをですか?
「この地面を覆っている氷だ」
「私がやった魔法をみろと?それで合格には・・・なっ!なな・・・なんですかこれは!!!氷の中に花の模様が・・・ん!しかもよくみると、氷が2層になっている・・・私の氷と・・・あなたの氷で・・すか・・・しかもあなたの氷のほうが・・綺麗に見えます・・・」
「ああ、全く同じ魔法ではないが、まぁにたようなもんだろ。これで魔法大会にでれるか?」
「は、はい・・・」
「おーい、マゼルーでかい魔力が発動していたから、転移出来てみたが、なんでお前「アイス・アース」なんか使っているんだ?」
「こ、国王様!!!!」
「国王?このガキが?」
黒髪長髪でメガネを掛けた、俺よりちょっと背が高いくらいの女の子供がいた。
ガキ国王!同じような奴がいた!?




