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オズと召喚士  作者: 森ハム
第1章 〜 異世界召喚編 〜
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ルナティックガーディアン

四聖獣は四人の魔女により全て倒された。

トト、ジャンヌ、牙王の三人は安倍晴明と戦っていた。



ー 遡ること数時間 ー


マーリンと共に湖へと沈んだ牙王だった。

(ここで終わりか…それも悪くない…)

牙王は死を覚悟した。

そんな時、奇跡は起きた。


マーリンに操られているハズのロザンが意識を取り戻したのだ。

『オマエにはやるべき事が残っている。さぁ、行け』

ロザンに導かれ陸へ上り振り向くとそこにロザンの姿は無かった。


『ロザンよ…すまない…。…安らかに眠ってくれ』

牙王は湖を後にしてエメラルドシティへと急いだ。


その道中、倒れたジャンヌを抱えトトが歩いていた。

牙王達は合流できた。

先に行くにも倒れたジャンヌを連れて行くわけにもいかず、ましてや敵本陣に置いてなどいけるわけがなかった。


そこに四人の魔女達がやってきた。

グリンダの治癒魔法でジャンヌは目を覚ました。

中央の教会へと政宗達は向かったと聞き教会へと皆走った。


しばらく走ると政宗達は四聖獣に追われていた。

『私達はあのデカブツ共の相手をするから貴方達は教会に向かいなさい』

エヴァノラにそう言われ教会へ向かおうとしたその時。


『すみません、今取り込み中なんですよ』


彼等の前に安倍晴明が立ち塞がった。

そこにはバラバラに成ったジークが無残にも転がっていた。


『お前がジークをこんなにしたのか!?』

牙王は問いかける。

『えぇ、私がやりました』

晴明は身体から黒い気を放ち牙王を睨み付けた。


『何なのよ!コイツから流れてくる魔力はっ!!』

『…否…これは妖力』

エヴァノラの言葉にカトレアは訂正を加えた。


『どっちだって良いのよそんなの!!それよりどうする?コイツを相手にしてる間、アイツ等が持ち堪えていられるかどうか…』

エヴァノラは政宗達が四聖獣に勝てるとは思えなかった。

そのため、すぐにでも政宗達の元へと駆けつけたかった。

しかし、晴明から感じる力がそうさせなかった。

トト達だけでは心配だったのだ。


『私達がヤツの相手をする。だから魔女達はあっちを頼む』

ジャンヌはそう言いながらハルバードを構えた。

私がではなく【私達】だったのは、一人では勝てないと踏んでのことだった。


『そうはいきませんよ』

晴明は札を五つ使い五芒星を作り出し、そこから炎を魔女達へと放った。


『ウォーーーッ』

牙王が大剣で炎を斬り裂いた。


『どうせ、俺達の事を気に掛けているんだろう?心配するならアッチを頼む』

牙王がそう言うとエヴァノラ達は政宗達の方へと向かって飛んで行った。


トトはフェンリル化した。


『貴様の相手は俺達ルナティックガーディアンだっ!!』


そして、時は現在へ…

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