良い方向に人生変わりました
よくこんなものが私から出てきたな。
朦朧とした頭で私は我が子を見た。
赤ん坊とは赤いから赤ん坊というのだな。・・・片方はなんとなく姪のかなめの赤ちゃんの頃に似ている。もう片方は春都君の血筋が出たか。
ところでどっちが女で男?
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結果、上平の顔立ちが男の子、野々宮の顔立ちが女の子でした。
男の子はオタクに育ち、女の子は美少女になるのかな? 成長した暁には、男の子に土下座で詫びねばならないかもしれない。差がありすぎてスマン。
名前は生まれるまで色々揉めましたが、検閲全てに不合格となった私。結局春都君が決めました。
女の子が「つばさ」 男の子が「しのぶ」 です。
フツー逆じゃない?と思うんですが、春都君が「これがいいです!」と言ったため、これで決定。
男の子は出来たら漢字にしてあげたほうがいいんじゃなかろうか。男の子でひらがなの名前って!
さて、育ては大変だと聞きますが、私に対しては違いました。
ばあやのジェニーさんは母乳は当然ながら出ないのですが、私よりちょっと前に赤ちゃんを産んだ産婦人科仲間でシングルマザーの子が「母乳が余って仕方ない」とバイトを申し出てきたので、ばあや続いて乳母まで出来ました。
さらに春都君のお母様もいるし、ジェニーさんもいる。夕方からは春都君も世話をしてくれる。
私が双子の世話をするのは夜間が主だ。昼夜逆転の生活だけで事足りる。
寝不足を覚悟していたのに、1日6時間睡眠です。いつもより寝てるぞ!
双子がハイハイし始める頃、春都君はバスケで有名な大学からスカウトを受け入学。
双子の性格が出始めた頃、その大学も卒業し、結構有名なプロチームから声をかけてもらいました。
うーん、本当に春都君って勝ち組人生だよね。
そして、私はというと・・・。
赤ん坊のころから沢山の人にもまれてきて、親離れのすっかり出来ている双子をたまに置いて、某サークルに行ってみたり、アンチエイジングの旅に出たりしています。さすがに童顔だけじゃごまかしきれない何かが目立ってきたってわけだよ★
『つかささんっ! やっとリーグが終わって帰ってきたのに何で居ないんですかっ!?』
「え? もうそんな時期? 逢う前にシワの1本でも薄くしておこうかと思ったんだけど、思ったより時間食ったなー。ま、そのうち帰るよ」
『そのうちって何時ですか?』
「えーと・・・」
『そっち行きます。日本ですか?』
「んにゃ、フランス」
私も相変わらずだけど(生涯☆オタク宣言だし?)、春都君も相変わらずです。
この間雑誌のインタビューに「趣味:妻」って書かれていて、スパで「ヒュー♪」って冷やかされました。そこは「趣味:家族」にしておいて欲しかったよ!
ま、人生設計はすっかり変わっちゃったけど、良い方向に変わったと思っている。
ラストあたりになると、春都君の稼ぎで海外の高級スパに行っている主人公である。
やはり年上妻はアンチエイジングに気を使うってことで。
これにて完結とさせていただきます。
1話が短いとはいえ、50話近い話を読んでいただき、ご苦労さまでした(流石に最終話だけ読む方はいらっしゃらないでしょう)。
1本番外を書いて完結にしたいと思います。
妄想が降りてきたら、双子で連載始めるかもしれません。




