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ありがとうございます

都合上、再びニガテな春都視点。



「ごめんね、迎えに行けなくて」



「!!!!!!!!!!!!!」




俺は人生で一番の驚きを目にしていた。



目の前には愛しい彼女。




その彼女の腹部は・・・・・・・膨らんでいた。





「つつつつつつかささんんっ?」


「こーゆう理由で先に渡米したんだよねぇ」



今六ヶ月だよ、とつかささんはお腹をポンと叩いた。



「た、叩いたらダメですっ!」

「いや、このくらい大丈夫だって。あ、ちなみに双子の男女だそうです。こりゃ大変」



ふ、双子!!?




次々と明かされる重大情報に俺の頭はパンクしそうだった。



「な、名前! いやっ、結婚式! その前に入籍っ!?」



「順番は好きにしていいから、まず落ち着こうか」



なんでつかささんは落ち着いているんだっ・・って、そうか。

彼女は4ヶ月前から知っていたんだよね。




***




「黙っていたのは謝る。ごめん」



ジェニーさんが淹れたお茶を飲みながら、彼女は頭を下げた。



「ちなみに、春都君の両親はご存知です。春都君に言ったら暴走すると思って黙ってました」



父さん母さんめ!



「高齢出産だけど、今のところ順調。母子共に健康だって。生まれるのは来年の2月ね。年末あたりにお母様がロス入りしてくださるそうよ」



俺は・・・彼女のお腹をジッと見つめ・・・そろそろと触った。



ここに俺とつかささんの子供が・・・しかも男女の双子。




「・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとうございます」



そう言ったら彼女がちょっと驚いた顔をして、その後ニッコリ笑った。



「こちらこそ」





伏線拾いましたが、ジェニーさんが「奥様にしますか?」って聞いたのは、彼女が妊婦だったからです。


連載当初からつかささんには早めに子供を産んでもらおうと思っていました。高齢出産だしな(笑

春都は18歳になったし、もう解禁(?)だよね、ってことで。


双子の男女にしたのは、面白そうだったから。


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