生きる為には、お金が必要……ある意味真理?
やっと、続きが……ゲフッ!?
特に意味は無い。
「金が無い」
「もぅ~皆が無駄遣いするから!」
全て貴女のせいですよ、ミアさん。
現在、村の広場にて話し合い中。
「反省、しましょ?」
「お前が言うな」
「うぅ~」
「……」
「皆がいじめる!!」
そう言って、ミアさんは走り出した。
すぐに反転して、戻ってくる。
「追いかけてよ!!」
何故かキレた。
理不尽ですね。
「で、どうする?まともな準備無しで行くには、遠いぞ?」
「具体的にどのぐらい?」
「急ぐなら三日、ゆっくりなら五日ですかね」
「……ごめんなさい」
始めからそう言えばいいのに……
「さて、俺とミアはギルドで依頼をするとして……」
「リラ達は、何するの?村の前に立ってるの?」
そう言えば……ギルドに登録していません。
ちなみに、五つぐらいのギルドがあるらしいです。
簡単に説明すると、傭兵ギルド、魔法使いギルド、護衛ギルド、商人ギルド、探索ギルドの五つある様だ。
傭兵ギルドは、文字通りで金さえ払えばなんでもする。
まあ、無駄にプライドが高くて簡単な仕事をしようとせず、自身の実力を無視して無駄死にするものが多いそうだ。
有名になると、二ツ名が付くらしい。
魔法使いギルドは、最低でも魔法が使えなければ入れない。
魔法は、下位、中位、上位、最上位、古代のランクがあり、基本的にこのギルドは中位まで使える人しかいないらしい。
魔法を極めたい人や、国に仕官しようとする人などが多いらしい。
護衛ギルドは、貴族や商人、王族あたりを護衛する方々だ。
大抵が国が運営していて、騎士などが大半を占めているそうだ。
商人ギルドは、いろいろな物を引き取ってくれる。
魔物の部位や薬草など、いろいろ引き取ってくれる。
正直、ギルドにする意味は無いと思う。
探索ギルドは、偶に発見される古代遺跡などを攻略する為にあるらしい。
塔や洞窟、極稀に入る度に形の変わる古代遺跡もあるらしい。
まあ、古代遺跡が見つかるまでは、一切機能していないようだけど。
長々と考えたが、僕はなにをしていれば?
付いていく?
無理無理。
死んじゃいますよ。
「とりあえず、留守番してます」
「……同じく」
「わん!」
セーラちゃん、フェナちゃん、エルムさんは僕と一緒に留守番をするらしいです。
今更ですが、喋らないエルムさん……分かりにくいですね。
いろんな意味で。
いつか、忘れ去られてしまうのでしょうか?
「そうか」
「じゃあ、行って来るね!」
二人と別れて、二人と二匹でのんびりする事にした。
~エルム~
(あの二人と別れる前に、ひじょ~に不愉快な思念を感じた……なんだったんだ?)
セーラに、むにむにされながら考える。
(しかし、暇だ……くだらない理由で時間を潰しおってからに……さっきからうざいぞ!むにむにするな!!)
~リラ~
エルムさんをむにむにするセーラちゃんをぼんやり見ながら、フェナちゃんを膝に乗せて撫でる。
手入れは大事だよね。
「ん~暇だね~」
「く~ん」
「フェナちゃんも暇なの?そうだな……折角だから、ここの地下にでも行って見る?」
「わふ?」
「調べた結果、ここの下には迷宮があるらしいんだよ……このメンバーだと、セーラちゃんに頑張ってもらう必要性があるかもだけど」
何故か、この村の下には迷宮があったのだ。
迷宮といっても、それほど大きくなく、なおかつ地下三階までしかない簡単なものの様だ。
何が出てくるかは分からないが、まあ、暇潰しにはなりそうだと思う。
「……行く」
「わん!」
というわけで、行く事になった。
財宝とかありますかね?
今更ながら、書き方を理解してきた。
ただ、一話作るのに時間が掛かるようになった。
ISの二次創作に手を出したい。
まあ、それをやるとさらに時間が掛かるようになるけど。
手を出したい物が多すぎる!