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そりゃ反則だ

 その後は、学校内でもかなり気を遣って生活した。

 教室移動はもちろんトイレにも一人では行かなかった。

 そして、学校が終わった後も出来るだけ大通りを通って帰り、無事家まで辿り着いた。

「ただい・・・」

 家に入ったところで太陽の動きは止まった。目に見てはいけないものを見たからだ。

 玄関からリビングに通ずる廊下。そのリビングの扉のその前に・・・

 日向太陽。その姿をしたドッペルゲンガーはいた。

「おいおい・・・マジかよ」

 苦笑いを浮かべ呟いた太陽に向かって、ドッペルゲンガーは動き出した。

「そりゃ反則だ」

 向かって突進してくるドッペルゲンガーに太陽は言った。

 そして、立花の助言もむなしく、太陽は能力者になってしまった。


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